ジャケチャレンジ Day6 TOM WAITS / Small Change
【Day 6】
TOM WAITS / Small Change (1976 Asylum Records)
トム・ウェイツはかっこいいジャケが多いですが、その中でも好きな1枚です。初めて聴いたのは3枚目のライブ盤で、バーで酔客を相手にしゃがれた声で歌う姿に20代前半の僕はカッコいい〜、あんな大人になりたい!と憧れたのでした。その次に出したのがこのアルバムで、このジャケはそんなトムのイメージそのまま。色合いも良いし、何といっても楽屋のごちゃごちゃした感じに惹かれました。
当時はトムに憧れて本や雑誌、ブートのビデオなどを買い漁っていましたので、このジャケもかなりじっくり観察しました。でも得られる情報はほとんどありませんでした(笑)
あえて言うなら、女性の胸の飾りはどうなってるんだ?どうやって付いてるの?見えてるの?という疑問くらいです。
これは飾っても絵になると思います。できればCDよりもレコードの大きさで眺めて欲しいジャケです。
因みに、トム・ウェイツは酒とタバコというイメージでしたが、当時ヘビースモーカーだった僕は雑誌のインタビューでトムがタバコをやめて山で暮らしているのを読んで、なんだか取り残された気分になったのを覚えています(笑)
こういう写真も我々が勝手に妄想を膨らませているだで、当人は何も考えていない事が多いものです。
「あれ、頭の吹き出もの治っているな」とか
「あら、小池さんのマスク、今日もイケてるわね」とか、こんな感じだと思います。
トム・ウェイツは好きなアルバムが多いのですが、ジャケで言えばこれ。内容は1枚目と3枚目が好きかな。
20代の後半、トム・ウェイツの曲を弾き語りしたくて思い付きで仕事帰りに音楽教室を訪ねて、そこから4年間個人レッスンを受けました。Ol'55とグレープ・フルーツ・ムーンを弾いたなあ。途中で他の曲に夢中になったりして。後半は先生とのお喋りの方が長くなったりして。懐かしい。
今では全く弾けない(笑)
明日はラスト、何にしようかな。