SOUL DEEP

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何度も聴いてしまうレコードは何枚もあるけど、「SOUL DEEP」はその中の1枚。というかVol.3まであるから、3枚か。1枚目はジェイムス・カーの「ホールド・オン」で始まる名盤で72年に出されたもの。アルバムのタイトルもジャケもクラレンス・カーターというもので、「SOUL DEEP」といえば1枚目を思い浮かべる人が多いと思う。

その後のVol.2とVol.3はタイトルが列記されたシンプルなジャケになったけど、これはこれでソウルっぽいと感じてしまう。Vol.2はスローが多めで、その選曲と流れがとても好きで良く聴いたなあ。Vol.3は他の2枚と比べると聴き込んでなかったのですが、改めて聴くとめちゃくちゃイイ。

アルバムやレアな音源が簡単に聴ける時代では編集盤の有り難みは減ってしまうのだけど、改めて当時の編集盤を聴くと、良い曲を詰め込もうとする意気込みと、曲への愛情が伝わってくるのです。何年経っても、何度聴いても、その魅力は色褪せない。良いものは良い。そう感じながら、またソウルの魅力に気づくのでした。