THE PERSUADERS 「Thin Line Between Love And Hate」



ニューヨークのヴォーカルグループ、THE PERSUADERSの72年のファーストアルバム。タイトル曲が有名ですが、その他の曲も良いものが多く充実の1枚。このアルバムを初めて聴いたときは1曲目で「オオ〜っ」と低くため息が出て、2曲目で「オオ〜っ!」と大きめの声が出る、そんな感じ。と、とにかくヴォーカルグループが好きな人は必聴。リードのダグラス・スコットの歌の魅力とメロウからアップまで楽曲も良いし、音も良い意味で大人しくない、ス〜っと伝わる感じじゃなくて、ググ〜っと持っていかれる感じ。ああ、言葉って難しいわ(笑)ソウルやヴォーカルグループの地域やジャンル分けは難しいけど、どこにも属さない感じがするのは、良いアルバムを聴いたときの共通点でもあります。僕は7インチが大好きですが、これは是非ともアルバムを通して聴いていただきたい。できればアナログで。できれば大きい音で。聴いているうちに引き込まれて気持ち良くなっていくこの感覚、わかるかなあ〜わかって欲しいなあ〜(笑)一応今週のOTIS’のレコードの日に持って行きます。タイミングが合えばかけちゃおうっと。