Day 5 : EDDIE ”LITTLE BUSTER” FOREHAND / "Looking For A Home"



ほんとうに衝撃を受け、かつ今でも聞き続けている(ごくたまにであっても)生涯のお気に入りアルバムを10枚。毎日ひとつずつジャケを投稿する。説明は不要。毎日誰かを指名する事。


Face Bookで指名されたのでやってみます。が、10枚選ぶのは無理(笑)とりあえず、主旨に合うアルバムを適当にあげていきます。
説明は不要というルールなので、ジャケの写真だけ投稿していますが、さみしいのでこっちで少し書きます。といってもアルバムの内容については専門家に任せて、選んだ理由とか思い出とか書きます。


95年にBULLSEYE BLUESから出たLittle Buster and the Soul Brothersの「Right On Time!」を聴いた時、1曲目でこれはソウル・アルバムだなあ〜と思ったのです。ジャケはサングラスをした盲目らしきオジサンが嬉しそうに赤いストラトを持っていたので、てっきりブルースの新録だと思っていました。当時はブルースの新録を良く聴いていたし、新しいブルースに飢えていた時期だったので、ギターソロは少ないし、曲もソウルだし、イメージと違うし、あれ?と思ったのを憶えています。でもずっと聴いていられる心地良さがあって、ギターもよく聴くとバッキングもソロもとても良い事に気づき、結果的に今でも聴いているくらい大好きなアルバムになりました。というか、もう23年も経っているのか(笑)そして翌96年、新宿で行われたパークタワーブルースフェスティバルでローウェル・フルスン、スヌーキー・プライヤー、トゥルーディー・リンなどと一緒に来日しました。今思えば、すごいメンツです。Right On Time!にハマっていた僕は目の前に登場したLITTLE BUSTERに大興奮でした。もちろん、ローウェル・フルスンにもスヌーキーにも興奮しましたけど(笑)LITTLE BUSTERのステージはやはりソウルショウ的でしたが、歌はもちろんですが、ギターがやたらと上手かった事を憶えています。その96年に、60年代のJubileeとその系列のJosieでの録音をこれでもかと詰め込んだ、このアルバムが発売されました。初めて聴いた時、その思いっきりディープなソウルに、実はとんでもない人だったという事に気付いたのでした。1曲目のLooking For A Homeのウォウウォウウォ〜は何度聴いても痺れます。ソウルにはいろいろなウォウウォウウォ〜がありますが、最高に好きなウォウウォウウォ〜です。当時僕は25歳でしたが、47歳になった現在でもその評価は変わりません。ここに収録されているシングルを集めるのが密かな目標ですが、現時点で4枚で止まっています。なかなか無いんだよなあ。その中でもLooking For A Homeのシングルを手に入れた時は嬉しかったなあ。状態は良くない盤だけど、シングルで聴くウォウウォウウォウ〜は格別でした。そしてベン・E・キングのYoung Boy Bluesもこの人のバージョンが最高に好きで、OTIS’のレコードの日でもシングルをよくかけています。それから、60年代の録音でも自身がギターを弾いているようですが、とても良いのです。このアルバムのライナーには60年代から30年以上も自身のバンド、Soul Brothersで活動してきたと書いてありました。そりゃあギターも上手くなるわ。そして、自作の曲も多いですが、とても良い曲を作る人でもあり、そこも好き。また長くなってしまいましたが、そんな感じで選んだ1枚です。