T-Bone Walker  「CALL IT STORMY MONDAY BUT TUESDAY IS JUST AS BAD」



先日のOtisのセッションで演奏されていたStormy Monday、すごく良かったです。
ブルースの定番中の定番で、プロもアマも多くの人が演奏しています。
セッションとかでもよく聴きますが、ああいう曲は緊張感を保つのが大変です。
中だるみし易いし、妙に曲が長く感じる事もあります。カッコよくできる確立が低い、
歌もギターもリズムも、難易度の高い曲だと思います。
僕なんて、ソロが回ってきて上手く弾けたためしがありません(笑)
定番ですが難易度が高い曲といえば、フーチークーチーマンもそうだと思います。
(あ、このあたり、僕の独断と偏見です。念のため。)
で、家に帰ってから僕の好きなBobby Blandのバージョンを聴きましたが、
やはり、本家のT-Boneが聴きたくなって、そういえばSP盤を持っていた事を
思い出し、久しぶりに聴きました。


T-Bone Walker  「CALL IT STORMY MONDAY BUT TUESDAY IS JUST AS BAD」
1947年のBlack & White Recordからリリース。ジャジーで何とも洒落た雰囲気。
歌もギターも生々しくて堪りません。僕のSP盤はボロボロなので、ノイズがうるさい
のですが、演奏が始まるとそんな事も気にならなくなります。まあ、SP盤はどれも同じ
ような感触というか、ノイズの向こうから迫ってくる音の生々しさが魅力でもあります。
このSP盤なんて60年以上経過しているわけで、その音がまだこうして楽しめるなんて、
それだけでスゴイ事だと感じたりします。
あと、今回、レーベルを眺めていて気になったのは、T-BONE WALKER and HIS GUITAR
with ・・・ という表示。確かにここで聴けるギターは素晴らしいトーンです。
う〜ん、いつか僕も、カッコよく演ってみたい曲です。


あと、オマケ。
今さらですが、レコードが回転している姿って綺麗だなーっと思って、写真撮ってみました。