Sylvia  「Pillow Talk」





レコードのジャケは面白いです。
内容も重要ですが、ジャケで惹きつけられるのもレコードの魅力。
このレコード、棚を漁っていて出てきたのですが、久しぶりに眺めてしまいました。
これも相当好きなジャケです。裏ジャケも手抜きがありません。
このインパクト、色合い、エロ路線なのにエロさを感じさせない若さ溢れる本人の姿・・・
内容もすごく良いです。



Sylvia  「Pillow Talk
73年All Platinum Records系のヴァイブレーションからのアルバム。
ソウル好きの間ではエロソウルとして有名ですが、決してキワモノではありません。
MomentsやWhatnautsのAll Platinum Recordsの経営者であり、作曲家、
プロデューサーとしても活躍(Sylvia Robinson名義)、このアルバムにもMomentsの
My Thing(彼女の作品)が入っています。近年ではSugar Hill Recordsの社長として
RapやHip Hopの流行の基盤を作った人です。
ソウル界(スウィートな方の)の女帝とか女王とか呼ばれていますが、まさに、
そんな存在だと思います。
このタイトル曲である「Pillow Talk」はもともとアル・グリーンに書いた曲ですが採用されず、
本人が歌ったもの。しかし、本人が歌ったからこその、この喘ぎ声(?)というか囁き声(?)。
この甘ったるい声は好き嫌いがあると思いますが、楽曲とバックの音にマッチしていて
僕はオッケーです。というか好きです、こういうの。Betty WrightやLinda Lewisが好きな人、
ハイ・サウンドが好きな人にも結構アリだと思いますが、いかがでしょうか。
反応少ないでしょうねえ、このネタ・・・(笑)