Clarence Carter  「This Is Clarence Carter」



これもSoul Deepを聴き直してから、改めて聴きたくなったアルバムです。
初めてSoul DeepのVol.1のジャケを見た時に思い出したのはこのジャケです。
見比べてみると別物のような気もしてきますが・・・
まるで演歌歌手のような佇まい。ジャケだけ見ると、どんな音楽なのか想像
できないのではないでしょうか(笑)
内容はジャンプもバラードも素晴らしい、サザンソウルの名盤です。


Clarence Carter 「This Is Clarence Carter」
67年アトランティックからのファースト・アルバム。もともとギタリストで、
John Lee HookerとかLightnin、Jimmy Reedを聴いてギターを練習したそうで、
確かに、さりげなくカッコよいギターが入っています。
そのギターだけでなく、歌や曲も含めてブルースを感じます。
このあたりが何ともいえない唄(カーター節)とともに、彼の個性、他の
サザンソウルとの違いになっているのだと思いますが、それが一番濃厚に
出ているのが、この1枚目だと思います。
あと、このアルバム以降のアトランティックのアルバムはもちろん、
アトランティック以降のABC、FAME、一番、などのレーベルでも好きなアルバム
が沢山あります。
特に後期の一番レーベルの世界(枯れて力が抜けた感じ、とぼけた感じ)も
大好きです。長いキャリアの全般を楽しめる、いや、僕はこの人が好きなので
全部良く聴こえるのかもしれませんが・・・(笑)。
いずれにしてもこの1枚目はおススメします。
しかし、ナイスなジャケットだと思いませんか?