Clarence Carter 「Slip away / funky fever」



Clarence Carterの1968年Atlanticからのシングル。同年の1stアルバム「This Is Clarence Carter」に収録されています。このアルバムは本当に良く聴きました。CDもオリジナル盤も持っています(ニヤリ)。この2曲はアルバムの中でも特に好きな曲で、Slip awayは彼の代表曲の一つ。一聴したところミディアムで軽快な曲と思いきや、彼独特の何とも切ない味があります。Funky feverはタイトル通り、アップテンポでファンキーな曲。いつかバンドでやりたい。いや、この曲ができるようなバンドがやりたい。と聴く度に思います。この時期は黄金のFame録音。曲も良ければ演奏も音も良い。Fame録音と聞くだけでワクワクしてしまう、ある意味、マジックにかかっているのかもしれませんが・・・実際、どれを聴いてもダメな感じがしないです。あと、Clarence Carterは僕の中ではエロでコミカルなイメージがありまして、レコードジャケもナイスなものが沢山あります。特に後期の女性に弄ばれて鼻の下を伸ばしているようなジャケとか最高です。1stアルバムもアコギを抱えて、日本人で言えば流しの演歌歌手のような佇まいのジャケですが、音は全然違います。あれもユーモアの一つでしょうか、そういうセンスがいちいち好きです。少し脱線しましたが、このシングルは両面オススメ、初期のClarence Carterの良さを感じられるお得な1枚です。もちろん、これも次のOTIS’のレコードの日(5月10日)に持っていきます♪