SON HOUSE 「The Complete Library Of Congress Sessions」


最近、アコースティック・ギターに付けるピックアップ選びで悩んでいます。
今やっているユニット”Five Minutes"でアコギを使っていますが、
音色(音質?)の大切さを身に沁みて感じる今日この頃。
アコースティックで良いなあ〜と思う音は沢山あります。
ブルースで言えば、Blind Willie JohnsonとかBlind BlakeあたりのYazoo盤
で聴ける多くのアーティストからJ.B.Lenoir、Johnny Shines、最近では
Corey harrisなんかも。本当にキリが無いくらい。
まあ、それぞれ違った感触なんですが・・・
そんな中で思い出した、堪らなく好きなサン・ハウスのこのアルバム。


SON HOUSE 「The Complete Library Of Congress Sessions 1941-1942」
(Travelin' Man TM CD 02)
サン・ハウスが41-42年に国会図書館用に行った録音。
アラン・ロマックスのフィールド・レコーディング。例の30年の録音から10年後。
衰えるどころか、ブッちぎれています。
このギター、歌(というか唸り)、空気感。サン・ハウスは他にも弾き語りで
カッコいいアルバムが沢山ありますが、ここで聴ける賑やかな音も捨てがたい。
強烈なグルーブ感、ビート感、荒々しさ・・・
やっぱり、これだよなあ〜と思うのです。
オマケに蒸気機関車の音も聞こえたりして。60年前にトリップできます。