Hound Dog Taylor 「Release the Hound」



Hound Dog Taylorを初めて聴いたのは10代の頃。当時、村八分ストーンズ
カバーバンドをやっていた時、バンドメンバーにマディやエルモアのレコードと一緒に
録音してもらいました。マディはまだピンとこなかったけど(後にピンどころかビンビンに
きますけど)、エルモアとハウンドドッグ・テイラーは一発で気に入りました。
特にハウンド・ドッグのブギにはやられました。とにかくその荒々しくて重厚で陽気な音、
ロックよりロックしている、パンクよりパンクしている!と思いました。
音の悪いライブ盤や画像の悪いライブビデオなんかも一生懸命見ていました。
で、この未発表ライブ盤。発売当初は気になっていましたが、買いそびれていました。
良くも悪くも、多分、あのまんまだろうな。音は良いと思うけど、今の気分ではないな。
なんて思っていたのです。
で、今回、聴いてみて反省しました。やっぱりめちゃめちゃカッコイイです。
ハウンド・ドッグ本人も素晴らしいですが、ブルワー・フィリップスのギターがイイ!
テッド・ハーヴェイのドラムが気持ちイイ!改めてこの3人の実力を思い知りました。
ブルースの名盤云々というより、単純にカッコよくて楽しくて気持ち良い音。
一言で言えば・・・「やっぱりブギはイイネ!」なアルバムです。



欲しかったギターのパーツをようやく注文したら、メーカー在庫切れの連絡が・・・
そうなると、余計に待ち遠しいなあ・・・
早くこないかなあ・・・