51回目


火曜日はSlow Bluesでひろっぷくでした。
今月の第2火曜日は6月9日。つまり僕の誕生日。誕生日にブルース好きな人たちとセッションしたりレコードを聴いたりできて、幸せ者です(笑)前日誕生日だった三角さんと、僕の誕生日を狙って来てくれた人、偶然来た人、初めて来た人など、賑やかで有難かったです。


今回は皆さんの予想通り、B.B.Kingにしました。
B.B.Kingはファンも多いし超メジャーな方なので、僕なんかが改めてレコードをかけても・・・という気がしないでもないですが、家で盤を選んでいたらテンションが上がってきて、これは喜ばれるはずだ!と思い込み(笑)持って行きました。
B.B.Kingは49年にBulletというレーベルから最初のシングルを出して以来、RPM、KENT、ABC、Bluesway・・・無数の録音があり、それぞれに魅力的ですが、今回は今の僕の気分で押したい3曲をかけました。




1. Every Day I Have The Blues (1955)
2. Troubles,Troubles,Troubles (1957)
3. 5 Long Years (1966)


まずはEvery Day I Have The Blues。これはもうブルースの定番ですが、最初の録音は30年代。B.B.Kingは49年のメンフィス・スリム「Nobody Loves Me」に基づくもので55年RPMで録音。今回かけたバージョンはバックがカウントベイシー楽団でいつものバージョンを聴きなれている人には新鮮だったと思います。次はTroubles,Troubles,Troubles。RPMからの57年のシングル。初期の中でも好きな曲です。歌やギターの艶は既に突出しているし、この時期独特の音色、魅力があります。最後は5 Long Years。沢山のヒットを飛ばしたKENT時代の中でも定番の1曲。曲、歌、ギター、音・・・B.B.Kingの魅力が詰まった1曲。大音量で聴くと7インチの音質もあってか、ギターと歌が生々しくて堪りませんでした。


B.B.Kingは無数の録音があり、ほぼCDで聴けるのですが、こうして1曲ずつ掘り下げて聴いてみるとその凄さを再確認できたりします。という事は、このような曲がまだまだ沢山あるわけで、どれだけスゴイんだ・・・という事になります。なんだか良くわからない事言っていますが、とにかく足りないので来月もB.B.Kingにします(笑)


という事で、来月も第二火曜日、宜しくお願いします〜