Geno Washington & The Ram Jam Band 「HAND CLAPPIN' FOOT STOMPIN' FUNKY-BUTT...LIVE!」

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Geno Washington & The Ram Jam Band 「HAND CLAPPIN' FOOT STOMPIN' FUNKY-BUTT...LIVE!」

ジーノ・ワシントン&ザ・ラム・ジャム・バンド、66年のファーストアルバム。聴いた事が無かったのですが、ロンドンのクラブシーンで大人気だった事、聴いたことのある人達のタイトなソウルバンドというコメント、収録曲に惹かれて聴いてみました。白人バンドに黒人ボーカルというスタイルは今もあるけど、どうしてもタイト過ぎたり、泥臭さが足りない場合もあったりするので、半分期待しなかったのですが、1曲目を聴いて、当たりだと思いました。ロンドンだからやはりノーザン・ソウルのノリというか、踊るためのソウル・ミュージックが満載。当時のライブの熱さも伝わってくるし、クラブシーンで相当な人気があったんだろうなあ。いや、これは生で観たくなるわ。スタンダードなソウルもちゃんと自分たちのカラーが出ているし、真似したい曲が何曲もあった。というか、僕も多分やる(笑)

こういうソウル・バンドの凄さは、ノリ任せに聴こえるけど、しっかりと統制がとれているところ。要するにバンドの一体感があるところ。プレイヤーの上手い下手とかじゃなくて、バンドの一体感。楽器のソロとか不要だし、そんな事も全く気にならないくらいに歌が主役。だけど、良く聴くといろいろと面白いことを弾いているという。ソウル・ミュージックのバックはこうでなくちゃ。と思わせるライブ盤。ボーナストラックが6曲入っているけど、それもイイなあ。

ソウルにもいろいろあるし、もしかしたら好みが分かれるかも知れないけど、僕はアリです。