Gloria Jones 「Come Go With Me」

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車ではCDかiphoneで音楽を聴くのですが、最近よく聴いているのはこれ。

Gloria Jones「Come Go With Me」。1966年に出したアルバムで初CD化というもの。Bluesの専門店Walter Jukeの山田さんがレコードの日に持ってきたので思わず買ってしまいました。映画「ノーザン・ソウル」を観てからノーザン・ソウル熱が高まっていたのもあるけど、この人、聴いた事がなかったのです。ノーザン・ソウルで人気の「Tainted Love」の人、マーク・ボランの内縁の妻だった人、という事で聴いてみました。内容としては、いかにもノーザン・ソウル。この手のものが好きな人にはピタッとくるアルバムだと思います。ポップでノレるソウルだけどモータウンよりも泥臭い、ロックで言えばガレージロックと言う感じのマイナー感が漂っています。ノーザン・ソウルは誰も知らないマイナーな中で良い曲をピックアップするところに価値があったりして、「Tainted Love」もそこに当てはまり、受け入れられた感じなのでしょう。

 

ノーザン・ソウルはしっかりとした定義は無くて、DJとリスナーの感性に合うものが選ばれるしメジャーな曲よりも誰も知らない1枚に価値を見出すところがあるし、どちらかと言えばアーティストへのリスペクトはあまり感じられない気がするのです。それに対して賛否はあるかもしれないけど、楽曲重視、感性重視の聴き方は正しいとも思えるのです。単純にノーザン・ソウルで選ばれている曲が好きだからノーザン・ソウルはアリ。僕はそんな感覚です。

 

そしてこのアルバムもアリ。やっぱりストレートでわかりやすくて心が踊る曲とソウルフルな歌は良い。しかし、こういうマイナーなアルバムがCD化されて聴ける世の中はとても有り難いものです。OLDAYS RECORDは魅力的な盤を沢山出しているし安いし、何より紙ジャケがいい!他にもいろいろ欲しいものがある。

あ、Bluesはもちろん、このあたりのCDを買うならWalter Jukeで買いましょう(^_^)

https://www.waltersjuke.com/