第1回目  


昨夜はSlow Bluesさんの火隣灯セッションに行きました。
昨年ヒロマンセッションでご一緒した、ち〜旦さん(from東京)が参加されたり、
常連さんからフレッシュな若者まで賑やかでした。
気持ち良く演奏させてもらい、いい演奏が沢山聴けて、お喋りも盛り上がり、
昨夜も楽しい夜でした。


そして昨夜は「Recordでいっぷく」の第1回目。
毎月1回、セッションの休憩時間にBluesのレコードをかけるという企画。
初めての試みですし、どんな反応かドキドキでした。
昨夜は3曲かけました。


1.Little Walter 「Juke」
1952年リリースのヒット曲。SP盤を持っていきました。僕の盤はボロボロですし、
ポータブルのターンテーブルでは本来の再生はできませんが、SP盤の音の質感、
生々しさは伝わったと思います。


もう一枚はLittle Walter関連で「CHICAGO BOOGIE」(LP)を持っていきました。
シカゴのマックスウェルストリートにあった「Ora Nelle」に録音された
音源を集めた1983年の盤。SP2枚しか残さなかった小さなレーベルですが、
それ以外にもナイスな録音が沢山残っており、それを収録したもの。
昨夜かけたのは、その中から2曲。


2.「I Just Keep lovin' her」
当時17歳のLittle Walterの瑞々しい歌と吼えるようなハーモニカが溜まりません。
2人とは思えないようなリズム感、躍動感が素晴らしいです。


3.「Ora Nelle Blues」
Bluesのスタンダード、「That's Alright」の原曲になった曲。
声、歌、ハーモニカ、その場の空気感、ザラついた音の感触が溜まりません。


という3曲でした。ホストのミッキーさんが大のシカゴ好きですので、我ながら、
最初にふさわしい3曲だと思いましたが、どうなんでしょう(笑)
とにかく思ったよりも楽しんでいただいた様子でしたので、安心しました。
しかし不慣れな事ですので演奏するよりもドキドキしました。
次回も第2火曜日、5月10日(火)を予定しています。
何を持っていこうかなあ・・・