62回目

昨夜はSlowBluesの火隣灯ブルースセッション。1階へ移転前最後のひろっぷくという事で、それに因んだ内容で考えました。


ひろっぷくが始まったのは2011年4月13日ですので、これで5年が経ちました。スタートしたのはスロブが2階から5階に移転してから。
これまで毎月休まず(前回はマナブくんのまなっぷく)なんとか続けてこれました。今回で62回目なので、だいたい3曲づつですから、のべ180曲くらいかけた事になります。一番最初にかけたのは、リトルウォルターのSP盤「JUKE」でした。それと、リトルウォルターの17歳の時の録音が入ったアルバム、シカゴブギーから2曲かけました。それから、思い出に残っているのは、2013年3月から1年半くらいマディウォーターズを毎月かけたことです。という事で、今回は、最初にかけたシカゴブギーと、マディのファーストアルバムをかけました。



1.I Just Keep Loving Her / Litte Walter & Othum Brown
2.Worried Man Blues / Johnny Williams
3.I Just Want To Make Love To You / Muddy Waters


「CHICAGO BOOGIE」はシカゴのマックスウェルストリートにあった「Ora Nelle」に録音された音源を集めた1983年の盤。
SP2枚しか残さなかった小さなレーベルですが、それ以外にもナイスな録音が沢山残っています。
そして、「Best Of Muddy Waters」は58年のマディの1stアルバム。アルバムとして企画されたのは60年のAt Newport(ライブ盤)、スタジオ盤では、同じく60年のSing Big Billが1枚目になりますが、とりあえずマディのアルバムとしては1枚目。ファーストなのにベスト・・・というのは、それまでの1948年〜1954年録音のアリストクラット(チェスの前身)/チェス音源を集めた内容だから。これは、もう、マディの傑作というだけでなく、ブルースの傑作、極端な言い方をすれば、シカゴ・ブルースの「全て」があります。リトル・ウォルターが初めてアンプリファイドで録音した51年のShe Moves Me、リズムがカッコよく、満足できないから南部へ帰りたい、という内容も沁みるI Can’t be Satisfidなど。でも、やはり1曲目のインパクトがずっと頭に残っているという事で。


という事で、次回は新しいお店で再スタートです。新しい空間でどんな風にブルースが響くのか、どんな出会いがあるのか、とても楽しみです。


7月3日(日)20:00〜 TOKUZO 「ドリンク半額デー&蓄音機でBLUESのSPを聴く会」
http://www.tokuzo.com/schedule/2016/07/73bluessp.php


またまた得三で蓄音機&SPかけます。ドリンク半額デーと同時開催!これはお酒が進むでしょう(笑)
是非、お越し下さい〜