Day 6 : OTIS REDDING / "Pain In My Heart"



ほんとうに衝撃を受け、かつ今でも聞き続けている(ごくたまにであっても)生涯のお気に入りアルバムを10枚。毎日ひとつずつジャケを投稿する。説明は不要。毎日誰かを指名する事。


Face Bookで指名されたのでやってみます。が、10枚選ぶのは無理(笑)とりあえず、主旨に合うアルバムを適当にあげていきます。
説明は不要というルールなので、ジャケの写真だけ投稿していますが、さみしいのでこっちで少し書きます。といってもアルバムの内容については専門家に任せて、選んだ理由とか思い出とか書きます。


64年の1stアルバムですが、10代の後半、最初に聴いたOTISのアルバムがこれでした。ほぼ同時に、The Soul Album、king and Queen、Otis Blue、The Dog of the Bayなんかを続けて聴くきっかけになりました。もっと言うと、Wilson PicketやRufus Thomas、Sam and Dave、Percy SledgeAretha Franklin、Soul Children、Atlantic、Stax、Volt、Atcoのソウルを聴きまくる入口だったアルバムです。当時、特によく聴いたのは、このアルバムとThe Soul Album、ピケットのIn The Midnight Hour、カーラ・トーマスのComfort Me、Memphis Queen、サム&デイブのHold On,I’m Comin’など。そのあたりのアルバムはカセットに入れていつも車で聴いていました。18歳の時、免許をとりたての僕が最初に乗った車はホンダのステップ・バンでした。360ccの旧車で知り合いの車屋さんの車庫にボロボロの状態で眠っていたのをレストアしてもらいました。よくエンストしたし、信号待ちでエンジンがかからず押しがけした事もありました。もちろんエアコンも付いていないし、夏は窓を全開で汗をかきながら乗っていました。19歳の夏、彼女と三重県二見ヶ浦に海水浴に行くことになり、さすがにステップ・バンでは不安だったので、兄貴に車を借りました。白いセダンで当時の僕には不釣り合いな高級車でした。彼女と初めて行った遠出のドライブ。ナビなんて無かったので、助手席で彼女が地図を見ながらナビをしていたなあ。高速の料金所で通行券を無くして焦ったりして。音楽はいつも聴いているカセットを持って行ったので、今でもそのあたりのソウルを聴くと、当時の光景が目に浮かんできます。特にPain In My Heartを聴くとステップ・バンの事や19歳の夏に行ったドライブの様子が頭に浮かぶのです。何故なんだろう。う〜ん、とにかく青春の思い出に違いない。車は好きな方なので、今まで乗った車ごとに思い出の音楽がある気がする。そういえば、Pain In My Heartは当時はCDで買って、後からレコードを買いましたが、オリジナルのATCO盤が見当たらない。どこいったんだろ。。。あと、僕が参加しいているTHE SOULEELSではこのアルバムからThe Dog、These Arms of Mine、Securityを演っていたりします。The Dogはオリジナルのルーファスの方を参考にしていたっけ。最近、演ってないからいいか。また長くなりましたが、とにかく、そんな1枚です。