44回目




昨夜は第2火曜日恒例、Slow Bluesでひろっぷく(レコードでいっぷくby石橋ヒロキ)でした。
今回はリトルミルトンの締めという事で、7インチで3曲かけました。ミルトンはチェス、スタックス、マラコなどで沢山のシングルを出していますが、先月まで聴いてきたチェス時代から3曲かけました。ミルトンについては先月までいろいろ喋りましたので、今回は7インチ盤について少しお喋りしましたが・・・果たして喜んでいただいたのでしょうか(^_^;)


We're Gonna Make It (1965)
Feel So Bad (1967)
Just a Little Bit (1969)


7インチの特徴や良さなども踏まえながら、7インチで3曲聴いてみましよう。という事でまずは65年のヒット曲。初期の代表曲と言われるWe're Gonna Make It (1965)。この曲でのスケールの大きな歌は後のミルトンの路線を予感させる内容ですし、65年の他の曲と比べるととてもモダンな感じがします。続いて67年のFeel So Bad (1967)。とても勢いのあるカッコイイ曲です。この後のセッションでサカザキさんが歌っていました。さすがサービス精神旺盛な方です。素晴らしい!最後は69年のJust a Little Bit (1969)。59年にRosco GordonがVeeJeyから出した曲ですが、ブルースセッションではマジックサムのバージョンが定番。それに慣れるととても新鮮に聞こえます。ミルトンはSun、Stax、Malacoにも良い曲が沢山あるのでもっと掛けたいところですが、とりあえず次に行きたいと思います。それにしても、改めて歌の素晴らしさに気付いたのでした。


次回は年末という事で蓄音機スペシャルです。