43回目


昨夜はSlow Bluesでひろっぷくでした。ここしばらく第2火曜日のひろっぷくしかスロブのセッションに参加できていませんが、ひろっぷくのおかげで毎月1回は参加できるとも言えます。そう考えると有難い事です。昨夜も結構な賑わいで楽しかったです。ふと思いましたが、毎週セッションに参加していると絶対上手くなると思うのです。聴きなれてしまっていますが、伸び率に差はあれど常連の人たちは全員揃ってレベルが上がっているわけで、それはスゴイ事です。どうりで皆がカッコよく見えたはずだ。という事は、僕みたいに月1回だと乗り遅れてしまう事に・・・置いていかれないように精進したいものです(^_^;)

ひろっぷくは先々月に続き、リトルミルトンにしました。




「Sings Big Blues」Checker 1966
1.Feel So Bad
2.Reconcider Baby
3.Sweet Sixteen


前回のミルトンはChecker70年のIf Walls Could Talkでした。ファンキーなブルースや歌ものなどバランスが良いカッコイイアルバム。ミルトンの魅力はチェスの1枚目、ヒットになった65年のWe're Gonna Make Itのようなスケールの大きい歌、R&B、ソウル的な曲や歌で、後のスタックスやマラコでは更に歌が魅力的になります。We're Gonna Make Itがチェッカーの1枚目のアルバムで、このアルバムはCheckerでの2枚目、66年の作品です。1枚目のヒットに対して、あえてブルース的な面を強調したかったのか、タイトル通りブルースのスタンダードを演奏しています。当時のアルバムはシングルを集めたものが多いですが、これはアルバム用に録音したもの。1曲目のFeel So Badは53年のチャックウィリスのカバーですが、この曲の勢いはとてもカッコイイです。2曲目は定番、フルスンのReconcider Babyですがこれも独特でいい感じです。そして3曲目はBBのSweet Sixteen。参考に持っていった日本盤のライナーにBBにそっくりで・・・と書いてあり、気になったので急遽かけました。いい出来ですが、長い(^_^;)ちょっと昨夜の気分ではなかったので後悔しましたが、決して悪くないです。このアルバム、他にはパートタイムラブやフィーバーなどなど・・・沢山良い曲が入っています。地味ですが内容的には充実したアルバムだと思います。
今回かけた中でお気に入りはFeel So Bad。オリジナル盤を持って行きましたが、やはり7インチの方が良い気がしました。という事で次回はミルトンで好きな7インチを持っていこうかな、と思っております。
次回も第2火曜日11月11日です。