39回目


昨夜は第2火曜日という事で、SlowBluesの火隣灯セッションでひろっぷく(レコードで一服by石橋ヒロキ)でした。


セッションはひろっぷく効果か(・・・だったらいいなあ〜(笑))、大変賑わっておりました。いつもの人達に加え、初めて見る人や、マナブっちもいたし、ミニーくんもいたし、あと、思いがけずRosebud RIEちゃんの歌が聴けてラッキーでした。やっぱり歌は大切!表現力もあって、歌っている姿に引き込まれました。いいもの聴かせてもらいました。




ひろっぷくは今回もマディ。
Muddy Waters 「Muddy Mississippi Waters Live」


Howlin’ Wolf
Baby Please Don’t Go


先月からチェスの次、コロンビア系列のBlue Sky時代に突入。ついにここまで進みました。Blue Skyではジョニーウィンターのプロデュースでアルバムを4枚出していますが、その3枚目。チェスの後期はレーベルの方針、というか商売上の事情もあり実験的なアルバムが多かったのですが、Blue Skyでは心機一転、新たなスタートという感じがします。これはウィンターがマディのファンであり、マディの良さを引き出そうとした結果だと思います。先月のハードアゲインの次はアイムレディ、そしてこのライブ盤、Blue Skyではこのアルバムまで3枚連続、グラミー賞を受賞しています。因みに、このあと81年のキングビーを出して、マディは83年、68歳のとき心臓発作で亡くなりますので、最後の輝きを放っているようにも思えます。


ブルースといえばライブ盤ですが、このライブ盤は再出発で勢いに乗ったマディの姿が捉えられていて、とてもいい感じです。バンドは当時のマディバンドでギターがボブ・マーゴリン、ルーサー・ギタージュニア・ジョンソン、ベースはカルビン・ジョーンズ、ドラムはウィリー・スミス、ハープはジェリー・ポートノイとジェイムス・コットン、そこにギターでジョニー・ウィンターが加わっています。1曲目はハードアゲインと同じく、マニッシュ・ボーイから始まります。全体的に曲が長いので、今回は2曲。B面の1、2曲Howlin’ WolfとBaby Please Don’t Goを続けて聴きました。ハウリンウルフのハープはジェイムス・コットン、ベイビー・・・はジェリーポートノイ。演奏も良いですが、何よりマディの歌がとても力強い、精力が漲った感じで良いです。


という事で、次回でマディは最終回にします。と言ってもまだ盤を決めていませんが、マディ周辺で面白いのがないかな、と思っております。
次回も7月8日(火)です。