27回目 & ライブのお知らせ



昨夜はSlowBluesさんでひろっぷく(レコードでいっぷくby石橋ヒロキ)でした。
セッションの合間にブルースのレコードをかけるのですが、最近、仕事で火曜日がなかなか早く終われないので、ひろっぷく以外に火曜日のセッションになかなか行けていません。
だから、ひろっぷくのおかげで毎月1回はスロブのセッションに参加できるのは自分にとっても有難い事です。
しかし、あれです、セッションで上手く弾けなくて悔しい、恥ずかしい気持ち、あれは大切ですね。昨夜もそんな気分を味わい、モチベーションが上がりました。



ひろっぷくは、マディの3回目。チェスの1枚目から順番に進み、今回は3枚目の「At Newport」を持って行きました。
1960年7月3日のニューポートジャズフェスティバルのライブを収めたもので、バンドメンバーは、ジェイムスコットン、オーティススパン、パットヘア、アンドリュー・スティーヴンソンのベースとフランシス・クレイのドラムというナイスなバンド。マディはバンドスタイルで演奏を始めたのは50年頃なので、バンドスタイルで10年、年齢も45歳と、バンドサウンド、本人の歌も脂が乗り始めた時期。ジャスフェスで多くの白人を前に、最初は大人しい感じで始まりますが、徐々に盛り上がっていき、ラスト前のモジョウォーキングでピークがきて、最後は静かに終わるというアルバムの構成もなかなか良いです。
このアルバムから3曲選びました。


1.I Got My Brand On You
2.I Feel So Good
3.Goodbye Newport Blues」


まずはA面の1曲目「I Got My Brand On You」から。落ち着いた雰囲気で始まりますがとてもイイ感じのバンドサウンドです。次はB面の1曲目、ビッグビルの「I Feel So Good」です。前年59年にビッグビルの追悼アルバムを録音していますが、この曲はマディの声や歌い方が合っていて、マディバージョンが非常に良いと思います。最後は「Goodbye Newport Blues」。前日に起きた暴動に対して司会者が即興で詩を書き、それにバンドが即興で演奏をつけ、オーティス・スパンが歌っているのですが、そういう背景を知って聴くと、感動がまたさらに高まります。という事で、なかなかの名盤で、輸入盤CDだと1000円以下で買えたりしますのでオススメです。
次回のひろっぷくもマディです。次はチェスの4枚目を持っていきます。


そして、明日は久しぶりにLove×Lettersのライブです。



6月13日(木) 20:30〜 ALLANPOOHSAN
赤堀 瞳(Vo・Pf)
モトルズ(mottles)(前田圭子 G・Vo 高山亮 G・Cho)
Love ×Letters(Vo G 石橋ヒロキ、harp 野澤みのり)
前回は2月の四日市FULLHOUSEでした。あの時はカバー中心でした。
今回はLove×Lettersらしくオリジナル中心でいきます。久しぶりに愛を奏でます。
是非、お越しください。