男と女編 その2


男と女の世界は複雑です。一見、仲良く見えても実情は・・・という事がよくあります。ジャケの世界でも同様です。その時は何も思わなかったのですが、後々その人たちのエピソードを知って、ええ〜っ、そうなの〜っという事が多々ありますし、ある事ない事勝手に妄想することも楽しいものです。


まずはこれ。


Ike & Tina Turner「Workin' Toghether」

「いいか、おまえ、DVの事を喋ったらぶっ飛ばすからな。」
「もういや・・・」
アイクの目が怖くて、思わずこんな想像をしてしまいます。そう考えると、アルバムタイトルが何とも皮肉に思えてきます。


裏ジャケは・・・



「人がいるからって調子に乗りやがって・・・何なんだこの扱いは・・・」
「お、お尻が痛いっ、は、早く撮影終わって・・・」
アイク・ターナーの初期はとても凶暴で変態的なギタープレイが魅力的でして、思わずこんな妄想を・・・アイクごめんなさい。


怖いのは男性だけじゃなく女性も。特に女性の囁きは危険です。


Bobby Bland「TELL Mr. Bland」

「ねえ〜っ、何でも言う事聞くからお願〜い」
「うひひっ、また来ちゃったね、オレの時代が」
こんなやりとりが想像できますが、女性の囁きには裏があるものです。よ〜く見てみるとわかります。



「(こめかみ突いたろか、クソジジイ・・・)」
怖い、とても怖いです。しかし、大抵はこんなものでしょう。


裏ジャケは・・・



「おうおう、可愛いのう〜」
「わたし、幸せ〜」
男なんて密着すれば簡単なものです。これはいわば最終手段です。しかし、よ〜く見てみると・・・



「(先は長くないから、とりあえず籍入れておくか・・・)」
ま、まあ、それでも良いと思える寛大でリッチな男になりたいものです。


更に問題なジャケがあります。


Spinners「Love Trippin'」

これはもうタイトル通り、一人の女性が沢山の男を翻弄している様子が伺えます。メンバーの演技もナイスで、それぞれにドラマが見えてきます。



「大好き!私たち、友達だよね〜」
「おいおい、そりゃそうだけど・・・?」



「アイツなんて、始めて1ヶ月でポルシェ買ったのよ」
「ええっ、マジで!」



「全然、心配ないのよ、話を聞くだけ」
「いやいや、俺はいいよ、そういうの。羽毛より羊毛の方が好きなんだよ。」



「アイツなんて、あなたにこっそり始めてるのよ」
「ええっ、そうなの?オレ、友達少ないけど大丈夫かな。」



「最初だけ、あとは下の人たちがどんどん売ってくれるのよ」
「ほ、本当に・・・?法には触れないんだよね?」



大抵の色仕掛けには理由があるものです。



「俺、コツコツ頑張ったよ」
「あっ、そう」


20代の頃、高校の同級生の女の子から突然、電話がかかってきて・・・なんて事が何度もありました。あ〜思い出してしまいました。あの子達、幸せにしているかなあ(笑)


男と女編、つづきます。