37回目



ヒロキとミキオとマナブです。


昨夜はSlowBluesでひろっぷく(レコードでいっぷくby石橋ヒロキ)でした。
セッションはそれを知っている人、知らない人(笑)、久しぶりに会う人もいて楽しかったです。


ひろっぷくは今回で4年目突入という事で、マナブっちに協力してもらい、蓄音機でSP盤をかけました。
テーマはブルース好きの人はハーピストじゃなくてもみんな大好き、リトルウォルター。ひろっぷくの1回目にリトルウォルターをかけたので、3年が過ぎ、改めて初心に帰る感じ選びました。
リトルウォルターは1930年生れ、1968年37歳の時に亡くなっていますが、彼のキャリアで最も輝いていたのはマディバンドに入ると同時にチェスで自身の録音を残した50年代。その中でも名曲3曲を年代順にかけました。


Juke (1952)
リトルウォルターがマディバンドに入ったのは1952年。リトルウォルターが22歳の時。その年に出したソロシングルで、当時のR&Bチャートで1位になったヒット曲。ギターはマディとジミーロジャースです。ホーンのように迫力のあるハープ、グルーブ感は何度聴いても痺れます。


You’re so fine(1954)
ギターはLouis MyersとDavid myers、ベースはウィリー・ディクソン、ドラムはフレッド・ビロウ。R&Bチャートでは2位という事でこれまたヒットした曲。ハープの魅力もありますが、この盤は歌の迫力と全体のリズムの気持ち良さがキモ。蓄音機で聴くと更に生々しさが加わります。


My Babe 1955
ウィリーディクソン作の名曲。この曲のベースになっているのはSister Rosetta Tharpeが39年に録音したゴスペルソング「This Train」。ギターはロバートJrロックウッド、ベースはウィリー・ディクソン、ドラムはフレッド・ビロウ。55年のヒット曲でR&Bチャートで1位になっていますが、同じ年にレイ・チャールズの名曲I got a womanが1位になっているという時代。因みに52〜59年に15曲チャートインしていますが、1位をとったのはJukeとMy Babe。まさに代表曲。


どれもLittle Walterの代表曲ですし、CDでいくらでも聴けますが・・・蓄音機で聴くとまた印象が変わると思います。やはりLittle Walterはスゴイわ〜
来月はまたマディの続き。1年以上マディをかけていますが、そろそろ終わりにします。多分(笑)