63回目


昨夜はSLow Bluesでひろっぷく(レコードで一服by石橋ヒロキ)でした。
5階から1階に移転して新しくなったスロブで最初のひろっぷくという事で、マナブっちに協力してもらい、蓄音機バージョン。
ひろっぷくで最初にSP盤をかけたのはLittle WalterのJUKE。という事で、今回も新しいスタートという事で「JUKE」にしました。




小梅(蓄音機)を優しく回す丹羽マナブ。



1.Juke(1952 Checker)
2.Can't Hold On Much Longer(〃)
3.My Babe(1955 Checker)


3曲ともリトル・ウォルターにしました。ハーピストなら誰でも聴いた事のある3曲。昨夜はハーピストが3人もいてくれてとても嬉しかったです。
JukeとCan't Hold・・・は1952年。バックはマディとジミロジャースと当時のマディバンドのドラマー(すいません、名前が思い出せません)。ウォルターのハープはサックスのようだとよく表現されますが、まさにそれ。Jukeはインストですが、その後に聴くCan't Hold・・・の歌がまた最高なのです。そしてMy Babe。これもウォルターの定番曲。1955年の録音で、バックはロバート・ロックウッド・Jr、ウィリー・ディクソン、フレッド・ビロウ。う〜ん、この名前を並べただけで最高。もともとはシスター・ロゼッタ・サープのゴスペルソング(This Train)をベースにしてディクソンが作った曲ですが、シカゴ・ブルースの中でもとても洒落た空気感のある曲。まあ、とにかくこの3曲は素晴らしい。ブルース好きの皆さんと、これを蓄音機で一緒に聴く。最高の時間でした。


次回のひろっぷくも第二火曜日です。