15回目


昨夜はSlowBluesさんの火隣灯セッションでひろっぷくでした。
つまり、セッションの合間にレコードでいっぷくby石橋ヒロキの日でした。
セッションの参加者は少な目でしたが、いつものメンバーはじめ、初めて聴くプレイヤーもいて、楽しく過ごしました。


今回のひろっぷくはBobby Blandにしました。
ボビー・ブランドは1950年代から2000年代まで(半世紀!)の間、沢山のシングル、アルバムを残していますので、この中から3曲を選ぶのはとても難しいです。迷った時には、基本中の基本という事で、Dukeからの1枚目61年の「Two Steps from the Blues」とMalacoの1枚目85年の「Members Only」それからセッションですので、セッションの定番62年のシングル「Stormy Monday」を持って行きました。


1.I Pity The Fool
2.Stormy Monday
3.I Don’t Want No Woman
4.Members Only
まずはファーストアルバムから1曲。I Piti The Foolを7インチで。アルバムを持って行ったのに、7インチでかけるところが我ながらニクい(笑)。歌い出しから一転、たたみかける歌とリズムにテンションが上がる一曲。カッコイイなあ。続いては、Stormy Mondayを7インチで。 T-Boneのオリジナルよりもこちらのバージョンの方がセッション等で親しまれています。重厚な歌声に絡むウェイン・ベネットの職人的なギターが心地よいです。そして、こちらもファーストアルバムからI Don’t Want No Woman。 急遽リクエストにお応えしました。マジック・サムで有名ですが、これは名曲であり名演。う〜ん、カッコイイです。最後はMembers Only。85年マラコからの1枚目の1曲目、タイトル曲。大人のBlues、R&Bの名曲です。傷付いた心を持つ大人に歌い上げて欲しい、ハンパなカバーは許されない一曲。なーんて偉そうに紹介したら、乗せられて、僕も演る事になりました。ハードルを上げた事をとても後悔しています。ま、まあ、傷付いた心には自信がありますが・・・どうしましょ(笑)
という事で、今回はこの4曲でした。
しかし、改めてBobby Blandの歌の魅力に虜になっています。しばらく聴き直そうと思います。
次回も第2火曜日、7月10日(火)です。