20回目


昨夜はSlowbluesさんでひろっぷくでした。
火隣灯ブルースセッションの合間にレコードをかけますが、今回も賑やかでした。
もしかして来週のポールダンスと間違えて来てしまったのかな、と思ったくらい(笑)
ま、まあ、レコードを目当てでも、そうでなくても、賑やかなのは素晴らしい。
初めてお会いする方もいて、そして女性率も高く、とても楽しい夜でした。


ひろっぷく、今回はMemphis Slimにしました。
とても録音が多い人で、いろんな録音がありますが、やはり好きなのはマット・ギター・マーフィーとのコンビ、マディとのライブ盤、バディガイとの録音など。
今日は定番のアルバムと、マットマーフィーとのライブ、バディガイとのアルバムの3枚を持ってきました。


1. I Guess I’m a Fool
2. Stormy Monday
3. You are the one
まず1枚目は1961年のChessからのアルバムです。定番といえばヴィージェイのアルバムがオススメですが、チェスのアルバムは入手しやすく内容も良いので、この盤を選びました。これの他にはリアル・フォークブルースがオススメです。因みに今回は61年オリジナル、ファーストプレスを持って行き、ドヤ顔をしてみました(笑)。続いては62年のライブでマットマーフィーとのデュオです。マットマーフィーと言えば、ジェイムス・コットン・バンドやブルース・ブラザーズ・バンドのイメージが強く、どちらかと言えば職人的な印象がありますが、この頃のマットマーフィーはこれでもかと弾きまくっています。
メンフィススリムのコロコロと転がるようなフレーズに触発されてか、マットマーフィーのギターもテケテケと転がっております。最後は70年のバディ・ガイとジュニア・ウェルズとのアルバム「Southside Reunion」からの1曲。当時、パリに移住していたメンフィススリムをバディガイとジュニアウェルズが訪ねて録音したもの。当時のバディは既に変態的なプレイをしていますが、ここでも、いかにも、という演奏をしています。全体的にジュニアウェルズはとても控え目で、バディが大興奮している感じです。本当は1曲目がオススメですが、6分半と長いので、バディの歌が聞ける曲をかけます。


良い録音が沢山あって、とても紹介しれませんので第2弾、第3弾をやりたいです。
来月は12月11日(火)、年末スペシャルで、あんなのやこんなの、堪らないやつを持っていきます♪