第2回目


昨夜はSlow Bluesさんの火隣灯セッション、そして、「Recordでいっぷく」
の第2回目でした。
セッションは先週に続き賑わっていました。20代前半の若者が何人もいて、
フレッシュでした。しかし、皆さんちゃんと演奏できて上手いです。
ついつい、あれくらいの時、自分は何をやっていたのだろうか・・・と、振り返ってしまいます。
オリジナルのロックバンドでライブやっていたり、情熱的に音楽はやっていましたが、
同時に、いや、それよりも女の子の事ばかり考えていた気がします(笑)
まあ、そんな事はどうでもいいですが、年代や経験は関係なく、一緒に演奏し、
楽しみ、刺激を受け合う人が増える事はいい事だと思いました。


第2回目の「Recordでいっぷく」はこんな感じでした。
(後々ネタがかぶらないように、毎回書いておく事にします)


「I Just Want Make Love To You」
1.Muddy Waters 「The Best Of Muddy Waters」(1958)
2.The Rolling Stones 「The Rolling Stones」(1964)
3.Muddy Waters 「ELECTRIC MUD」(1968)


前回がシカゴ・ブルースの源流、みたいな感じだったので、今回はシカゴ・ブルースの
王道、シカゴ・ブルースと言えばMuddy Waters、Muddyといえば外せない1枚、
「The Best Of Muddy Waters」(1958)を持っていきました。
その中でも54年録音の「I Just Want Make Love To You」をかけました。
やはり、その歌詞、歌、全体のサウンドから、脂が乗ってギラギラした当時のマディを
体現するような1曲だと思いますので。
そして、The Rollong Stonesの1stから、同曲のカバーをかけました。
ストーンズからBluesに入っていく人も多いですが、改めて原曲と聴き比べるとテンポも
そうですが、勢いが凄いです。単純なカバーではない事がよく解ります。
それからMuddyの「ELECTRIC MUD」の同曲をかけました。
サイケブームに乗って作られた、当時は賛否があったとされる録音ですが、純粋にその
時代の音として聴いてみるとなかなかカッコイイです。
ギターはピート・コージーが弾きまくっていますが、何と言ってもマディの歌の存在感が
素晴らしいです。
同じ曲でもアレンジでガラッと変わるという一例ですが、オリジナルを聴いてから他の
バージョンを聴き比べるのもなかなか面白いのでは、と思い、やってみました。
しかし、賑わっている中でレコードをかけて喋るのは、なかなか緊張感があります。
こういうのは不慣れですので、結構ビビります。でも思ったよりも楽しんでいただけた
様子でしたので、ホッとしました。
さて、若者達はどう感じたのでしょうか(笑)
来月も第2火曜日(14日)です。次は何にしようかなあ。