Ike Turner's Kings Of Rhythm 「Down And Out The Cobra Sessions 1958-1959」


昨夜は鶴舞のJIMS PLACEさんに行きました。
MK−5、鵜骨鶏エピソード2、ワルダクミの演奏を聴きました。
出張帰り&最近気疲れする仕事が多くて、結構疲れていましたが、
グイっと飲んで、音楽聴いて、リフレッシュできました。
ワルダクミ・・・ワルといえば、この人もワルそうです。



Ike Turnerのギターが好きで、モダン録音のインストを集めたCD「Ike's Instrumental」
をよく聴いていました。ガッツガッツといったリズムに、一発で判る変態的な(笑)アーミング、
トレモロ、楽曲のセンスやノリ、勢い、時折見せる繊細さ、そしてあのキャラクター・・・
ティナと組んでR&Bで華やかに成功する姿もカッコイイですが、それと対照的な濃厚な
録音の数々、ティナに暴露された最低な人間像(笑)、そして最近の録音もあいかわらず
カッコイイし、う〜ん、懐の深い人です。
このCDはシカゴのCobraに残した録音を集めたものですが、歌物のバックで光る、インスト
とは違った魅力が満載です。
改めて、Otis Rushの「Double Trouble」や「Keep On Loving Me」を聴いて、Ikeの存在感
の大きさを実感。
Ikeの良さ以外にも、ウィリー・ディクソンやオディ・ペインのリズムの良さ、ベティ・エベレットの
歌も堪能できる、美味しいCDです。
生々しい音の質感、エコーがかかったような独特のコブラの音とIkeの相性はバッチリだと
思います。
演奏のスタイル、見た目、ゴシップ、いろんな面で、ワルを感じる人です。
でも、きっと面白い事が大好きなんだろうな〜と思わせる人でもあります。
勝手な想像ですけけど(笑)そういうところが好きです。
聴いていたらストラトが弾きたくなりました。あ、でも僕のストラトにはアームがないな・・・