17回目


昨夜はSlowBluesさんの火隣灯セッション。そして第二火曜日のひろっぷくでした。さすがにお盆休みという事で、賑わっていました。
初めての人、久しぶりの人、いつもの人、いろんなプレイが聴けて楽しかったです。特に若い人たちの演奏は初々しくていいな〜と思いました。僕もあれくらいの年からセッションに来ていたら、何かが変わっていたかも・・・しれません(笑)


今回のひろっぷくは、Luther Allisonにしました。
ルーサー・アリソン、知っている人いますか?と問いかけたら、結構手が挙がって嬉しかったです。90年代の活躍が記憶に新しいですが、80年代は少しぱっとしないものの、60〜70年代の録音はとてもカッコイイ録音が多いです。特に僕が好きなのは70年代のモータウン。黒くてファンキーな独特の世界があります。そして最初期のデルマーク。という事で、今回は初期の3曲にしました。


1. My Luck Don’t Ever Change
2. Love Me Mama
3. Night Life
まず1曲目は67年デルマークでの初録音。オムニバスの「Sweet Home Chicago」に入っています。第二のマジック・サムという感じで、音もマジック・サムのデルマークでのあの感じ直系。初々しくも鬼気迫る歌がカッコイイです。2曲目は69年デルマークからのファーストアルバム「Love Mie Mama」のタイトル曲。まず、このアルバムはジャケが素晴らしいです。ベスト・オブ・鼻の穴ジャケ。吸い込まれそうな鼻の穴に好内容が想像できる、聴く前から期待が高まるという理想的なジャケです。このタイトル曲は何といっても、ん?あれ?なんかすごいぞこれ(笑)と思わずニヤけてしまうドタバタ感が良いです。しかも大きい音で聴くと更にドタバタ感が倍増する事に気づきました。是非、大音量で聴いていただきたいです。最後は76年モータウンからの3枚目、この時期のモータウンから何でこんなのできちゃったの?という感じの黒くてファンキーなアルバム「Night Life」のタイトル曲。このアルバムの中では大人しい曲ですが、スタンダードだからこそ他との違いが際立ちます。思いのほかギターがモダンでカッコイイです。モータウン時代を集めたCDも出ていますので、オススメです。毎回そうですが、選んだ盤がウケるのか心配になりますが、まずまず喜んでいただけたので・・・きっと(笑)、安心しました。


次回も第二火曜日9月11日(火)です。Slow Blues14周年月間という事で、気合を入れて盤を選びます。
是非、お越し下さい。