19回目


火曜日はSlowbluesさんでひろっぷくでした。
火隣灯ブルースセッションの合間にレコードをかけるのですが、今回もセッションの参加者が多くて大変賑わっていました。
やっぱり人が多いのはいいものです。


今回のひろっぷくはBuddy Guyにしました。
ここしばらく、できるだけ定番を選んでいましたが、何故かこの人を忘れておりました。
よく来日するし、最近もカッコイイアルバムを出し続けていますので、ブルースの人の中でも馴染みのある人だと思います。僕も何度かライブを見ていますが、いつもサービス精神旺盛だし、ブルースへの、お客さんへの愛が伝わってきます。
キャリアは長く、50年代の終わりから録音していますが、やっぱりまずは初期から。という事で3曲選びました。
1. Let Me Love You
2. Crazy Love
3. I Got My Eyes On You
まず1曲目は「I Was Walking Through The Woods」から代表曲の「Let Me Love You」。60〜64年の初期録音を集めたアルバムで、バディと言えばまずこれ。というアルバム。初期録音という事もあってか、昔はこれがファーストアルバムだと思っていました。カバーバージョンは多いですが、やはり原曲はアレンジも演奏も歌も素晴らしいと改めて実感。2曲目は「Left My Blues In San Francisco」から「Crazy Love」。65〜67年の録音を集めたアルバム。サイケの波に乗ってそれっぽいジャケになっていますが、内容は特にサイケを意識して無いはずなのに、サイケにも通じるエグさがあります(笑)そういえば、このアルバム、いつもCD屋や中古屋に残っているので、人気の無い盤だと思っていた。という話しを聴いて、確かに(笑)と思いました。まあ、人気はそれほど無いと思いますが、なかなかファンキーでブチギレた演奏が入っていてオススメです。次は3枚目のアルバム「This I s Buddy Guy」。やはりブルースはライブが一番。という事で、この68年のライブは歌もギターもキレキレでカッコイイです。その中で1曲目の「I Got My Eyes On You」をかけました。「Let Me Love You」の歌詞とごっちゃになっていますが、これもいい感じ。このアルバムに入っている「Things That I Used To Do」や「Fever」なんかも大好きです。
そのうちジュニア・ウェルズのアルバムとか、最近のやつとかも、かけたいと思います。


という事で、今回は終わったあとに「あれは何という曲名でした?」という質問が結構ありました。
聞き流すのが普通だと思いますが、ちゃんと引っかかってくれたのが嬉しかったです。
来月も第2火曜日です。