鼻の穴 編


前回のLuther AllisonのLove Me Mamaのジャケについて、鼻の穴がスゴイと
いうコメントをいただいてから、鼻の穴が気になって仕方がありません。
(気付かせてくれたミッキー井藤さん、ありがとうございます)
という事で、漁ってみました。



まずはこの人です。Junior Wells Delmarkからの名盤です。
「ええっ、俺が?そうかなあ〜」
と言っているようにも見えます。いえいえ、結構イケています。



Albert KingSTAXのライブ盤。
フレンチ風というか、なんともお洒落な世界です。
「鼻」と「花」をかけているわけではありません。念のため。



Ruth BrownのGospelアルバムです。
鼻だけではなく、口も開いてしまっています。
「あれ、絶対UFOだわ・・・」
と言っているようにも見えます。何かを発見した時のようなナチュラルな表情です。


ここからが本番です。アップの写真もどうぞ。



まずはJames Cottonのライブ盤。
熱い、熱すぎます。ジャケから熱気が伝わってきます。
眺めていると、吸い込まれそうになります。



アップにすると、苦しくなるくらいです。
ジャンルとしては、「吸い込み系」ですね。



ジャンプからはこの人、Big Jay Mcneelyです。
サックスだけでなく、鼻から音が出てきそうです。



拡張度合いが見事です。
ジャンルとしては「吐き出し系」ですね。



続いてはLarry Davisです。この長閑なジャケも含めて大好きなアルバムです。
今回、改めて鼻の穴目線で見てみても、なかなかのものです。



正面からの写真でも、そのポテンシャルの高さが伺えます。
のけぞった写真が見てみたいものです。



最後は大御所、T-Bone Walkerです。
この人も正面からでも大したものですが、裏ジャケの写真が素晴らしいです。



どうですか、このナチュラルで、堂々とした佇まい。
まさに大御所、Bluesの巨人です。


と、ここまで見た上で、今回のきっかけになったLuther Allisonのジャケを見てましょう。



う〜ん、改めて素晴らしさに気付きます。
さすがに鼻の穴の世界へ導いてくれたジャケです。
形、大きさ、写真全体の雰囲気・・・言うこと無しです。
現在のところ、「鼻の穴ジャケ大賞」です。


しかし、ギターも弾かずに夜な夜なこんなレコードを漁って、眺めて、写真を撮って・・・
こんなことでいいのだろうか・・・