ARETHA FRANKLIN 「Rare & Unreleased Recordings」



最近、年末らしく公私共に何かと忙しい。
ゆっくりと音楽を聴く時間も無く、何かをしながら聴き流すことが多い。
・・・が、これは聴き流せなくなってしまう一枚(というか2枚組)。
好きな人の間ではかなり話題になったもの。
コロンビアからアトランティックへ移籍する際のデモ録音から、
60〜70年代のデモ、ボツ録音を集めたもの。
各オリジナルアルバムの完成度には優らないけど、それでもこれだけの
録音を集められては何も文句など言えず、ただ平伏すだけ。
アレサの唄の素晴らしさは言うまでも無いけど、セッションメンバーの
顔ぶれの豪華さ、リラックスした中にもゾクっとする閃きが沢山あって、
う〜ん、おお〜、はぁ〜、いいねぇ〜、zzz・・・という感じ。
因みにヘッドフォンで聴くと、更にイイです。
アトランティックのオーナー(プロデューサー)のジェリー・ウェクスラー
のライナーも読み応えがあって素晴らしい。
前評判を聞いて、わざわざ日本盤買ったもんね。
いろんな裏話や逸話がさりげなく織り交ぜられていて面白い。
何故かウィルソン・ピケットパーシー・スレッジがスタジオで喧嘩している
姿が頭から離れません。
それにしても素晴らしい仕事です。こんな企画もっとないかな〜。
あとは、もうすぐ出るO.V.WRIGHTの5枚組ボックスが楽しみっ!
(小遣いが足りません・・・)