Tuomo


昨日はボトムラインへTuomoのライブへ行ってきました。
デビューアルバムのMy Thingは今年のベストアルバム(僕の中でね)。
Tuomoはフィンランド出身のシンガーソングライターで、元々は
キーボードプレイヤー。その音と言えばスティービー・ワンダー
ダニー・ハザウェイなどが好きな人には堪らないハズ・・・と思う。


 で、ライブの様子は・・・
 テーブル席ということもあってか、お客さんも落ち着いた雰囲気。
そんな中、静かに登場。第一印象は意外と小柄。人懐っこそうでシャイな感じ。
バンドがセッティングをしている間に静かに鍵盤を弾き始める。
 まずはその音色に唸る(RhodesとMoogのセット)。
で、唄い始めてウットリ。初めてCDを聴いた時の感動が甦った。
今日、来てよかった〜と心から思った。
で、バンドの演奏が重なり、これまたタイトな演奏に唸る。
多分、一緒にツアーを廻っている期間が長いのでは。バランスの取れたイイ音。
序盤は曲紹介と演奏を繰り返す感じで、淡々と進行。それに間奏が短い曲が
多かった為、Galacticなどのジャムバンドのライブを思い出した。
 そのルーツ、音楽表現・手法・音の感触は一連のジャムバンドとの共通点が
多いのでは。と感じた。
で、後半のパーカッションとドラムのソロを境にバンドに熱が帯び始め、
グルーブ感が増して行き、更にヴォーカルが際立って・・・それはもう夢心地。
約1時間半、あっという間に終わってしまった感じ。
 バンドもTuomoもソウルフルだけど、黒人のソウルやブルースを生で聴いた時とは
違う何かを感じた。それは決してどちらが良いとかの話では無くて(現にTuomoは
間違いなく素晴らしいソウルシンガーだと思う)、例えるなら、黒人のソウルが
激しく燃える赤い炎なら、Tuomoのそれは静かに燃える青い炎(どちらも熱い)。
そんな気がする。とにかく、生で聴けて良かった。
 で、帰りにサインを貰い、握手。やっぱり小柄で何故か親近感がわいた。そして
笑顔がキュート(キモイけど他に言い方が見つからないので)。まさにナイスガイ。
それにしても・・・サインが単純でビックリ(あっという間)。



 サインを見ながらフィンランド出身という事を思い出したりして。
因みに今日のライブ、P-Vineさんのアンケートに当たったのでタダ。
(本当にP-Vineさんに感謝)いい日だったなあ。。。