ブルースの世界



本棚で別の本を探していたら見つけました。
古い本というのは、独特の雰囲気がありますよね。
色といい絵といいタイトルといい。。。
それに、その当時の情報量や社会の雰囲気なんかも反映されていたりして
内容そのもの以外にも想像力を掻き立てられて、楽しめます。


「ブルースの世界」中村とうよう著 
1972年7月発行。主婦と生活社。400円。
冒頭で”ブルースというこのすばらしい音楽が、ほんの4〜5年前までは、
日本ではほとんど一般に知られていなかった。”と、あります。
そして、最後に”ブルースはどうなるか”という問いかけの章で終わっています。
多分、現在、他の人が同じテーマで書いても同じような内容になるのでは。。。
発行から33年後、当時1歳だった僕が今読んで、ブルースについて新しい発見を
しているんだもんなあ〜。
それにしてもこの表紙の絵、凄いなあ。
あと、「主婦と生活社」からこんな濃い〜本を出すなんて、カッコイイ時代だなあ。