I AM THE BLUES

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I AM THE BLUES

(2014年 監督:ダニエル・クロス 出演:ボビー・ラッシュ、バーバラ・リン、ヘンリー・グレイ、レイジー・レスター、キャロル・フラン、リトル・フレディ・キング 他)

これも公開当時に見逃した作品。ブルースとは・・・という本や映画、ドキュメンタリーは若いころからいろいろ読んだり観たりしていたので、優先順位は低かったのです。ただ、観てみると、やっぱりグッと来るものです。特にブルースの歴史云々よりも、現在の姿というのがいい。昔からのブルースな風景や生き方が現代にもあって、庭先でギターを弾いて歌う、それを聴いて楽しむ、という姿がとても良かった。あんな風に友達と自然な形で音楽が楽しめたらいいな、なんて思ってしまった。BBQでギターを持っていくのは何となく躊躇うタイプでしたが、これからは持っていこう(笑)あと、この映画で大興奮したのはバーバラ・リン。大好きなんですが、今の姿を拝める、しかもギターを弾いて歌う姿が観られるのは最高。バーバラ・リンのファンは多いので、歓喜した人も多いと思う(笑)本当、歌もギターも最高。大好き。それからレイジー・レスターはイメージ通りユルユルでダメな雰囲気が最高(笑)弾き語りにはグッと来たなあ。あと、キャロル・フラン。あの曲とエピソードは良かった。あの7インチ欲しいなあ。ブルースが生活の一部であり、全てである人たちの生きざまを見ると、とても敵わないし、軽々とブルース演奏します、なんて言いにくい気もしてくる。でも、そういう事ではなくて、ブルースをもっと気軽に聴いて演奏すること、その魅力を伝えていく事、残していく事を彼らは望んでいるんだろうな、なんて気もするのです。まあ、難しい事は無しで、ブルースに限らず、好きだと感じたら素直に楽しむ事が一番だと思うのでした。脱線しましたが、グッとくる場面も多く、面白かったです。しつこいですが、バーバラ・リンが最高。