奇才まつり

昨夜はOTIS'に行きました。

今月のレコードの日にライブ帰りの古田君が来て、その荷物を見て、とんでもないことを始めたな(笑)と思ったのです。ヒューマンズや弾き語りでの彼の音楽が大好きなので、今回は何を始めたのかめちゃくちゃ気になっていました。

「じつざい」という活動名もいい。

しかも昨夜のライブの対バンは角田健太くんとヨッシー＆コーヘーというとんでもない濃い～メンツ。まさに奇才まつり。期待通りの夜でした。

「じつざい」

ライブ前に機材を見ただけで笑えてくるくらいとんでもない。始まったら度肝を抜かれました。写真では全く伝わらない音楽です。大いに気に入りました。しかし、パフォーマンスに目がいって音楽に集中できない(笑)音源が欲しい。彼のルーツや趣味、センス、ユーモア、真剣さ、いろんなものがごちゃまぜになって飛んでくる感じ。本当、オススメですよ。

「角田健太」

前回、得三で対バンをした時に初めてじっくりとソロを聴いたのですが、曲と歌詞、そして佇まいに痺れた。今回もじっくり聴かせてもらいましたが、やはり歌詞がいいなあ。僕と君という言葉は僕もよく使うけど、全然違う。風景や物事の捉え方、視点が僕とは違う。だから聴いていてとても新鮮だし、ハッとする瞬間が多いのかな。そしてギターも上手い。まいったなあ。

「ヨッシー＆コーヘー」

ヨッシーとコウヘイくんの演奏は何度も聴いているし、2人の素晴らしさはよく解っているつもりなんだけど、改めてこのデュオは面白いと感じた。なんかコンビネーションがめちゃくちゃ良くなっていて、2人のいいところがしっかりと活きているというか、すごく良いデュオになっていた。やっぱりデュオは信頼感だよなあ。あと、お互いの事が好きな感じが伝わってくるのもいいなあ。

という事で、まさに奇才まつりでした。

それぞれ思いっきり「音楽」していたなあ。ちょっとモヤモヤ考えている事があったけど、そんな時には良い「音楽」を浴びるに限るわ。