70年代イングランド、ノーザンソウル・ムーブメントに迫る!
昨夜は今池の得三で映画「NORTHERN SOUL」のイベント「70年代イングランド、ノーザンソウル・ムーブメントに迫る!」でした。
ノーザンソウルをテーマにした青春映画という事で名古屋での公開を楽しみにしていたら得三とOpen Houseで記念イベントがあるという事でこれまた楽しみにしていました。
昨夜の得三はMonster'D'虎清水さんと森田さんのトークイベント。現地のクラブやノーザン・ソウルの文化が日本に渡ってきた当時から現在までを当事者として体験している虎清水さんの話はとても面白かったです。
ノーザン・ソウルはアメリカ北部のソウルではなくて、イギリスの北部で盛り上がっていた踊れるソウルの事。これくらいしか知らず、数年前に出たディスク・ガイドも持っていますが、僕の素朴な疑問として、どういう基準で盤が選ばれているのか、どれがノーザン・ソウルにあてはまるのか、というのがありました。
今回の虎清水さんの話で、それらの疑問がす~っと消えていきました。ノーザン・ソウルの歴史や背景、現在の日本の流れを知る事ができたのは本当に有り難い。
僕も古いソウルが大好きで7インチにもハマっていますが、そのハマる角度が違うという感じかな。いや、いい音楽は同じように感動して楽しめるから同じといえば同じ。理解できたり理解できなかったりするところもあるけれど、ソウルが好きなところは共通しているし、発見が沢山ある。
いつも思うのは、ブルースもそうだけど、好きな音楽にハマりすぎると薀蓄や拘りが多くなったりするもの。でも、そういうのを解った上で、いろんな楽しみ方を許容したいし、その方が音楽の接し方として正しい気がするのです。
ジャケで楽しんでもいいし、レーベルにハマってもいいし、踊ってもいいし、踊らせてもいいし、演奏してもいいし、聴くのもいいし、キャリアとか年齢も関係なし。
好きな音楽を好きなように楽しめばいい。そう思えばもっと世界が広がって面白くなる。そう思っています。
で、ノーザン・ソウルですが、めちゃくちゃ興味津々。あんな風にダンスできたら絶対楽しいと思う。で、自分の選んだ盤でみんなが踊ったら最高の気分だと思う。知らない曲が山ほどあるしいい曲と出会いたい。あと、お洒落なところもいいな。
日本のノーザン・ソウルの文化はスピリットは同じでも本国とは少し違う進化を遂げていると思う。でも、そうじゃなきゃ面白くないし、根付かないと思う。もっと盛り上がっていくといいなあ。
3月9日(土)Opnen Houseでノーザン・ソウルのイベントがありますが、名古屋の今池のノーザン・ソウルの夜明けになったりして。大いに盛り上がる事でしょう。
あ、でも3月9日(土)は新栄のOTIS'で我々THE SOULEELSのライブです。福岡から強力なシンガーを迎えて最高に盛り上げるので、今回はOTIS'に来てください(^_^)
映画も見なきゃ。楽しみだな~