わたしの主張



昨日は地元の小学校で行われた「わたしの主張」の大会に行ってみました。
地元の小学6年生、中学3年生が自身の主張を発表し、最優秀賞の2人が市の大会に出場、さらにそこで優勝したら大きな大会へ、みたいな感じです。以前から興味があって、聞きに行きたいと思っていました。今回、タイミングが合ったので映画でも観る気分で行ってみました。
予想より一般客は少なくて、なんとなく居心地が悪かったのですが、始まったら面白くて、すっかり引き込まれました。
小学6年生が6人、中学3年生が5人発表しましたが、それぞれ、自分の体験から感じた事、気付いた事、これからの目標を力強く語りました。
小学6年生は12歳、中学3年生は15歳、47歳になったばかりの僕にとっては、とても若く、幼い子たち。
でも、考えている事、感じている事は、本質的には僕とそれほど変わらない。というか、忘れている事、気づかなかったこと、新たな発見、その年代だからこそ伝わる事、などなど、グイグイ胸に沁みました。
4回くらい泣きそうになって慌てました(笑)
例えば、自分がそれくらいの頃を思い出すと、素直で、弄れていて、大人びていて、まあまあ面倒くさい子供だったのかもしれない。
でも、それなりにいろんな事を考えていたと思う。
若い時に考えていた大人は、自分たちとは別の生き物で、考え方も違っていて、僕らの気持ちなんて解ってくれないし、解るはずもない。なんだかとても遠い存在だった気がする。
でも、自分がオッサンになって感じるのは、小さい頃、若い頃と今もそんなに変わっていないという事。
そこをわかって欲しいな、若い人にも(笑)
そして、子供や若者に対して、歳の差だけで偉そうに接したりするのはやっぱり恥ずかしい事だと思う。
いろんな意味で全然ダメな大人は沢山いるし、子供や若者の方が正しい事も多いと思う。
とりあえず、自分のムスコは別として(笑)、子供達や若者に対して、解ってもいないのに解ったような話をしたり、求められてもいないのに偉そうに説教をするような大人にはならないようにしたい。自分の経験を通して今を生きる若い子に役立つ話をしたい。昔話と自慢話は泣ける話と笑える話以外はしないようにしたい。そんなエピソードが沢山ある人生にしたい。
そんな事を感じた47歳と2日目でした。


しかし、面白かったなあ。またタイミングがあったら聞きに行こう。


今日のチョコ。