Mahalia Jackson 「Newport 1958」



ゴスペルはあまり詳しくはないけれど、ゴスペルで一番最初に好きになったのはこの人でした。何かのディスクガイドで代表作として紹介されていたこのアルバムを聴いたのがきっかけです。それまでブルースやソウルを聴いていて、その流れで自然にゴスペルに興味を持ち、聴き始めました。だからゴスペルだからと言って特別な出会いのようなものは無く、ブラックミュージックの一部として聴き始めました。あまりジャンルとか気にしない方なので、聴いてみて気に入らなければ聴かないだけ、みたいな感じで特に10代〜20代の頃は今よりも・・・まあ、今も似たようなものですが、いろいろ聴いていました。マヘリア・ジャクソンは初めて聴いた時から、とにかくその歌の力に圧倒されました。なんだか知らないけど、とにかく胸に響くのです。聴いていてグッとくるのです。そこからアンソロジーの2枚組のCDを買ったりして、しばらく聴きまくりました。好きなアルバム、曲は多いですが、久しぶりに聴いてみようと思うときに、最初に手に取るのはこの一枚です。アルバムの詳しいレビューはいろんなところで取り上げられているので書きませんが、ゴスペルを聴き始める人に最初におすすめするのはこれです。その後、ソロやグループなどいろんなゴスペルを聴きました。歌詞を読んだり、グループの歴史を調べたり、しばらくハマっていましたが、僕の好きなゴスペル、聴いているゴスペルはほんの一部で、ゴスペルの世界は気が遠くなる程、深いです。僕が聴いた事の無い、とんでもなく素晴らしいシンガーやグループが沢山いる事は間違いないですが、そこにはまだ踏み出せない僕です(笑)
久しぶりにゴスペルが聴きたくなってレコードを漁っていたらこのアルバムが出てきました。コロンビアの6EYEレーベルは眺めるだけでもテンションが上がるわ〜(笑)