68回目


昨夜は第二火曜日恒例のひろっぷくでした。
年末スペシャルという事でマナブくんと小梅に協力してもらい、蓄音機でSP盤をかけました。



僕のギターを弾くマナブくん。いい音してたなあ〜



今回も頑張った小梅。


今回はみんな大好きB.B.Kingにしました。かけたのはこの3枚。
1953 Woke Up This Morning
1955 Ten Long Years
1956 Sweet Little Angel


説明不要の名曲ばかり。改めてその歌とギターに痺れました。


ひろっぷくの途中に話しましたが、これらの盤は今から60年前のもの。60年後に日本でこんな風にみんなで聴いているなんて、当時のB.B.は想像していたのだろうか。そして、マナブくんがSweet Little Angelを演奏していたけど、60年前の音楽をこうして演奏する、しかも、当時の音が最高の形だと思って目指している、ブルースってとても生命力が強い音楽だと改めて思いました。
昨夜は初めて見た豊橋から来た男の子(19歳)が良かった。ちゃんとブルースしていた。歌とギターから明らかにブルースにヤられている事が伝わりました。そういえば、ミッキーさんが、「その髪型は50年代のバディ・ガイを意識しているの?」と言っていたのが最高でした(笑)脱線しましたが、そんな風にまた若い子がブルースにハマって演奏して、次の世代に繋がっていくのかな〜なんてシミジミ思ったりしました。


ブルースに限らず、ソウルでもR&Bでもそうだけど、古い音楽の魅力を知ってしまったら、底なし沼。これまで無数に音楽が作られて来て、その全てを聴くなんて不可能。どんなに沢山の音楽を聴いたって、それはほんのひと握りのお気に入りの音楽だと思うのです。沢山聴いていたり、長く聴いている人も、最近聴き始めた人や、少ししか知らない人も、その差は大した事では無い。好きな音楽が同じだったら、それだけで通じ合える。時々、メンドくさい音楽マニアに遭遇するとうんざりするけど、幸い、僕の周りにはいない。年齢、性別、職業、性癖(笑)に関わらず一緒に楽しめる、音楽っていいなと思ったのでした。こんな風に一緒に演奏して、レコードを一緒に聴いて楽しめる時間が持てるなんて有難い事です。


来年もひろっぷく、宜しくお願いします。
年明けのひろっぷくは僕の所用により、第四火曜日、1月24日(火)です。