Otis Redding 「I’ve Got Dreams to Remember」



Otis Reddingの68年のシングル。オーティスには代表曲が沢山ありますが、その中でも好きな1曲。オーティスは67年の12月10日に飛行機事故で亡くなっていますので、死後に出されたシングル。アルバムでは同じく68年の「The Immortal Otis Redding」に入っています。因みに27歳の時に行ったラスベガスのハードロックカフェにOtisが乗っていた飛行機の残骸が展示してあって釘付けになったのを思い出します。その写真を撮ったはずだけど、見当たりません。。。あと、The Immortal・・・はThe MG’sのスティーブ・クロッパーが残された音源をプロデュースしてまとめたものですが、あまり注目されていませんが良い曲が沢山入っています。この曲の良さはオーティスの歌の表現力と歌詞、歌のテーマだと思います。僕は忘れられない夢を見るんだ。昨日の晩、君はそこにいて他の男にキツく抱かれていた。この気持ちは誰にも判らないよ。僕は全てを知ってそこから立ち去り、泣いた。君はただの友達だというけれど、僕は見たんだ何度もキスするところを。僕の目は節穴じゃないよ。なぜ彼は君を優しく抱いたりするんだい?・・・好きな女が他の男と抱き合って何度もキスしているところを見てしまい、黙って立ち去って泣くなんて、もう切なすぎます。それからこう続くのです。僕はまだ君にいてほしい。まだ君の事を愛しているんだ。永遠に離れるなんて嫌だ。なあ、安心させておくれよ。・・・この諦めきれない感じがたまりません。そして更に最初の歌詞を繰り返すのです。君はただの友達だというけれど・・・もう、相当うなされています。くう〜っ、切ない。切なすぎます。改めて歌詞を見ながらこんな感じかな?と書いてみましたので、細かいニュアンスは違うかもしれませんが、大体このような内容だと思います。誰でも一度や二度、切ない恋をした事があるでしょう。恋人に裏切られたり、裏切られた事を後から何度も思い出して苦しくなったり、そんな嫌〜な夢を見てうなされたり、目覚めが悪かったりした事・・・あると思います。そういう気持ちを思い出しながら聴くと、もう堪りません。是非、お試し下さい。あ、あくまでも個人的な感想です。
明日はOTIS’でレコードをかけますので、これも持っていきます。これを聴きながら、切ない恋バナでもしませんか?(笑)