42回目



昨夜はSlow Bluesでひろっぷく(レコードでいっぷくby石橋ヒロキ)でした。
セッションは初めて聴く方がいて新鮮でした。ここ最近、ひろっぷく以外でセッションに行けてないので、もっと参加したいと思いました。ただ、ひろっぷくのおかげで、毎月1回は参加できるわけで、それは有難い事です。


今月はスロブ16周年月間という事でマナブっちの協力してもらい、蓄音機でSP盤をかけました。
スロブは16周年、火隣灯セッションは9年目という事で歴史を重ねておりますが、ひろっぷくは今回で42回目、3年半続いております。中途半端なタイミングでアレですが、僕自身も楽しめる良い機会をいただいています。これからも飽きられない限り、気力と体力が続く限り(笑)続けたいと思います。


今回は久しぶりにJimmy Reedを持ってきました。


1.I Love You Baby
2.My First Plea
3.Honest I Do


Jimmy Reedと言えば力が抜けた緩いサウンド、R&Bや洒落たセンスを感じる曲、高音が特徴的なハーモニカ(ファーストポジションが多い?)・・・そういう要素をまとめたJimmy Reedらしい独特な世界があります。全盛期は何といってもVee Jay時代。53年から66年まで在籍して沢山のヒットを飛ばしています。サイドで活躍したエディ・テイラーにもともとはギターとハーモニカを習っており、Vee Jayに入ったのはジョンブリムのバンドにギターで参加していた時にドラムを叩いていたアルバート・キングの紹介。こういう繋がりが面白いところ。Vee Jayでは55年にセッションなどで定番になっているYou don’t Have To Goがヒット、その後もコンスタントにヒットを出しています。今回は僕の好きな曲56年のI Love You BabyとカップリングのMy First Plea、代表曲の56年Honest I Doの3曲をかけました。じっくり聴いてみて、改めて良さを実感。Vee Jayの後はBlueswayからも何枚か出しており、あの世界観は変わらないものの、やはりJimmy ReedはVee Jayが最もJimmy Reedしています。アルコール中毒で全盛期もかなりひどかったようですが、それもあの緩さに繋がっていたのかな〜と想像したりして。僕が思うに、曲のセンスから考えて、かなり洒落た感覚の人だったと思うのですがどうでしょう?
という事で、来月も第2火曜日です。