26回目


昨夜はSlow Bluesさんでひろっぷく(レコードで一服by石橋ヒロキ)でした。
火隣灯ブルースセッションの合間に3曲、ブルースのレコードをかけます。
セッションの方は、ホストのミッキーさんがお休みの為、代わりにチャビーさんが進行しました。
参加者も多くて賑やかでした。しかし、ミッキーさんのお休みの理由が奥さんの陣痛(!)という事で、みんなソワソワ(笑)
セッション中には誕生の一報は入りませんでしたが・・・今もドキドキしながら元気な赤ちゃんの誕生を祈っております。


ひろっぷくですが、前回は3年目突入記念でSP盤をかけましたが、前々回からマディのアルバムをしばらく持って行く事にしました。


Sing Big Bill Broonzy
1960年Chessからの2枚目。1枚目はベストオブだったので、アルバムとして企画・録音されたものとしては、これが1枚目です。ビッグビルブルーンジーが亡くなった58年の翌年、前年59年に録音された追悼盤。マディ自身が影響を受けたビッグビルの曲を愛情込めて演奏しています。Big Bill Broonzyは20年代にミシシッピからシカゴに出てきて、30年代にはメンフィス・ミニーとツアーをしたり沢山の録音を残しています。30年代にギターとベース、ドラムというバンドスタイルでブルースを演奏した最初の人と言われたりして、その功績は大きく、マディも大いに影響を受けています。内容としては、マディの歌も気力が溢れていてバンドサウンドもこれぞシカゴサウンドという感じです。ただ、1曲目はシンプルなセットで始まるので、そこから先のバンドサウンドが更に際立つ、デルタスタイルからシカゴスタイルへの変化を感じさせる、アルバムの構成も良いと思います。そこまで考えられているのかはわかりませんが(笑)


1.Tell Me Baby
2.Double Trouble
3.Feel So Good


カバーアルバムだからか、あまり注目されていないアルンバムですが、非常にまとまりがあって全体的に出来が良いアルバムだと思います。CDだと、フォークシンガーというアルバムと2in1になって出ていてお得です。来月はChessからの3枚目のアレを持っていきます。