Sam Cooke 「Teenage Sonata」



Sam Cookeの1960年のシングル。RCA移籍後の1枚目。作者はRonettsの「Be My Baby」などで有名なJeff Barry。切なくも暖かい、Samの歌声が沁みる大好きな曲です。この曲はCDの編集盤(ベスト)で初めて聴きました。とても気に入ったので、どのアルバムに入っているのか調べたのですがアルバム未収録でした。そうなると俄然シングル盤が欲しくなるものです。シングル盤の良いところはレア盤や人気盤じゃなければ安く手に入るところ。Sam Cookeでは例えばBring it home to me とかA change is gonna comeなどは結構な値段が付いたりしますが、この曲なんて運が良ければ数百円で買えたりします。ただ、大変なのは、いくら値段が安くても盤が見つからないのです。これは他の7インチにも言えますが・・・要するに出会い。縁。言い方を変えると、執念(笑)。とにかく、この盤をゲットできた事は最近では一番嬉しい出来事でした。それにしても数百円で幸せになれるなんて、レコードの魔力は凄い。僕が安上がりなだけかもしれませんが(笑)とにかく、改めてシングル盤で聴き直しましたが、とても沁みます。堪りません。痺れちゃいます。
聴きたくなりませんか?なりましたよね?
ここで早めの告知です。毎月、新栄のOTIS'でレコードをかけています。来月は5月10日(金)。もちろん、この盤も持っていきます。という事で、気になる方は是非、お越しください。
因みにSam Cookeのシングルは自身のレーベルSARやゴスペル時代のSpecialtyも含めてコンプリートしたい。そう想い続けて数年。結構集まったと思いきや、数えてみるとまだまだ。ジャケ付きとか、高い盤も多いので無理しないで、いや、無理できないので(笑)、安くコツコツ、のんびりと探していきたいです。誰か下さい(笑)