18回目


昨夜はSlowBluesさんでレコードをかけました。
火隣灯セッションの合間にひろっぷく(レコードでいっぷく)を行っていますが、今月はSlowBlues14周年月間。
ひろっぷくもスペシャルという事で、マナブっちに協力してもらい、蓄音機でSP盤をかけました。
ひろっぷく効果か偶然か、昨夜は沢山の方にお越しいただきました。
昨夜の内容はこんな感じです。


1. You So Fine / Little Walter
2. Don’t Start Me Talking / Sonny Boy Williamson
3. I Can’t Quit You Baby / Otis Rush


やはり14周年らしく、ブルースの定番を持って行きました。しかも、今までSlow Bluesではかけていない盤ばかりを選びました。
まずはYou So Fine。リトル・ウォルターの54年Checkerからの5枚目。名盤ベスト・オブ〜にも入っている人気曲。セッションでも演奏される事が多いので、改めて原盤を聴くと新鮮かと思い選びました。続いてDon’t Start Me Talking。サニー・ボーイの55年のCheckerからの1枚。これまたブルース好き、特にハーモニカ好きにはお馴染みの定番曲。バックはオーティス・スパン、マディ・ウォーターズ、ジミー・ロジャース、ウィリー・ディクソン、フレッド・ビロウという50年代チェスのオールスター。知っている人は知っていますが、改めてそんな事を想像しながら聴くと味わい深いと思います。しかし、この盤で聴こえてくるハーモニカの生々しさはスゴイです。是非ともSP盤と蓄音機で味わって欲しい曲です。最後はI Can’t Quit You Baby。オーティス・ラッシュにとっても、コブラ・レコードにとっても1枚目のシングル。56年、若干21歳のラッシュ。バックのアイク・ターナーの独特なギターも味わい深いです。SP盤と蓄音機の効果もあるとは思いますが、とてもブルース濃度の高い1曲。
という内容でした。一応、細かいこだわりとしては、54、55、56年と年代順にかけました(笑)
今回はストレートに、ブルースが好きな人狙いで、自信を持って選びましたが、きっと、喜んでいただけたと・・・思いたいです(笑)


いつも思いますが、好きな人たちと好きな音楽を大きい音で一緒に聴く・・・とても楽しい時間です。
昨夜も良い夜でした。