Wilson Pickett 「The Sound Of Wilson Pickett」








先日書いた「Deep Soul」から、ここ数日はソウルをいろいろと聴き直しています。
特にアトランティックものが聴きたい気分でしたので、その辺りを適当に聴いていて
改めていいなあ〜と、思ったレコードです。



Wilson Pickett 「The Sound Of Wilson Pickett
1967年、アトランティックからの4枚目です。
アトランティックでのウィルソン・ピケットと言えば、「イン・ザ・ミッドナイト・アワー」
とか、「ダンス天国」とか、これぞアトランティック・ソウル、といった名曲が沢山
ありますし、このアルバムの中では「ファンキー・ブロードウェイ」が有名だと思います。
ウィルソン・ピケットは、シャウトしたり、熱くノリノリなイメージが強い人ですが、
ミディアムやスローで切々と歌う曲もすごく良いです。
このアルバムは、そのバランスが良くて、改めて奥行きの深さ、ソウル・シンガー
としての実力、素晴らしさを感じさせてくれます。
ファルコンズ時代の曲を再演した「I found Of A Love」とか、バラードの
名作「I'm Sorry About That」なんて堪りません。
しかし、まあ、やっぱり寒い季節はソウルが合いますねえ。