「BO DIDDLEY」


 


この間、車でジミヘン聴きながら”やっぱりロックは3人組だよな”
なんて呟きながら、3人組のグループを思い出したりして、
クリーム、スティーヴィー・レイヴォーン、最近だとG・ラヴとか、
ブルースだとエイシズ、ハウンドドック・テイラー・・・
あ、ボー・ディドリーも。しかし、あれはマラカスとスネアとギターだもんなあ・・・
ある意味ブッ飛んでるよなぁ。
という事で、ここ数日はボー・ディドリーの気分。


BO DIDDLEY 「BO DIDDLEY」
1957 Chess LP1431
57年のファースト・アルバム。この頃と言えば、同じチェスからは
マディ・ウォーターズやリトル・ウォルターの”The Best Of・・”とか
チャック・ベリーの”After School Session・・・”とか出ています。
そんな中で明らかに違う、この音、雰囲気、もう一人だけ飛んじゃってます。
ボー・ディドリーといえば、あの独特のビート”ダッ・ダッ・ダッ・ダッダッ・・・”
(字では無理だぁ)ですが、それだけじゃ無いんですね。正統派のブルース、
R&B系の曲もイカしてます。ギターのトーンなんかすごくお洒落だし。
因みにフランス語でボは伊達男、ディドリーはリズムに乗って体を動かす事みたい。
この”フランス語で・・・”というところが、何だかいいじゃないですか。
セカンド、サード、その他、このアルバム以外のアルバムもかっこ良くて
大好きなんですが、内容の他、ジャケもなかなか面白いのが多くて楽しめます。
そういえば、このジャケを見て、グレッチのギターが欲しくなったんです。
(僕はシルバー・ジェット買いましたが・・・)
グレッチ=ブライアン・セッツァーとかじゃなくて、ボー・ディドリーっていうのも
いいでしょ。意外と。