The Mottles



The Mottlesは愛知県を中心に活動する女性ボーカル・ギターと男ギターのデュオでラブレターズでもよくタイバンをさせて貰いました。
最近は一緒にやる機会がなくて淋しいなあ〜と思っていたのです。
そんな中、日曜日のLOVE LETTERSのライブに来てくれて嬉しかったなあ。ギターの亮君とは外の飲み会以来。そういう場ではいつもくだらない話を延々として笑っていますが、彼はちゃんとしたギタリストです(笑)
今回CDを貰いましたが、これがまた良かったです。
The Mottlesとの出会いは数年前、活動当初だと思う。初めて聴いたとき、まずボーカルの前田さんの歌声が気に入りました。力が入っていない(ように聴こえる?)けど耳に残る、バックに紛れず前に出て来る、存在感のある歌声。これは意識してもなかなか出来ないし、手に入れる事が難しいもの。声そのものの魅力だと思う。
良い歌に出会うと、大抵、そういう声を持っているし、その活かし方を知っている、もしくは無意識に活かす事ができている場合が多い。
1曲目はJohnny Burnetteのカバーですが、こういう曲はいざカバーしようと思うと、テンポを決めるのとリズムの出し方が難しいもの。編成が違う場合は特に。でもすごくナチュラルに演っていて、こういうのが好きなんだな〜というのが伝わってきます。2〜3曲のオリジナルもルーツを感じるし曲が良い。僕には作れないタイプの曲だなあ。ギターも出過ぎず、でも存在感がある。ソロの入り方もいい感じ。彼は意外と(笑)繊細なプレイをするのです。曲、演奏、歌、自分たちのスタイルがある良いデュオだなあ〜と改めて思いました。
あまり知り合いのバンドのCDをレビューする事は無いけど、たまにはイイかな、と思って書いてみました。
ライブでは視覚的な要素が大きくて音楽そのものにはフィルターがかかる事があるけど、音源は純粋に演奏と歌と曲だけで勝負の世界。そこで改めてその人たちのやりたい事が見えてくる事もある。友達や知り合いのCDを聴くたびに、そんな事を思うのです。しかし、どこまでいっても満足なんて出来ないだろうし、時間が経てばいろいろ気になってやり直したくなるだろうし、う〜ん、音源作るのって怖いわ(笑)
脱線しましたが、The Mottles、良いデュオなので、是非、ライブに行ってみてください。


The MottlesのFBページ
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