The Escorts


たまにはレコードの事を書きます。
部屋の整理をしてからレコードを聴く環境が少し変化しました。今まではレコード棚の1段をオーディオに使っていたけど、オーディオを反対側の壁に置きました。
それから、オーディオに向かって横に置いていたソファを正面に置きました。
これにより、レコードが整理しやすく、オーディオが操作しやすく、真正面からゆっくりとレコードが聴けるようになりました。
しかし、録音機材を配置したらそれはそれでレコードをかけるのに面倒な配置になってしまいましたが・・・
という事で、のんびりといえばスウィートなやつという事で、The Escortsを聴いていましたが、う〜ん、やっぱり素晴らしい。


The Escorts
1973「All we need is another chance」
1974「3 down 4 to go」





The Escortsはジャケの通り、刑務所の囚人によるグループ。ニュー・ジャージーの刑務所で発見され、プロデューサーのジョージ・カーがどうしても録音したいという事で、頼み込み、最終的にはホワイトハウスにまでこの事が伝わったという事です。まず、その熱意にグッときます。刑務所に録音機材を持ち込んで歌を録音していて、楽曲もカバー中心なのは仕方がないところ。しかし、それがまた良いのです。ヒットしたオージェイズの「LOOK OVER YOUR SHOULDER」や「I'm So Glad I Found You」はもちろん、僕は「Ooh Baby Baby」の後半の盛り上がりが大好き。この73年の1枚目はスィートの名盤として人気ですが、翌年74年の2枚目も良い。3人出て4人入ったというタイトルも洒落ています。わざわざ出所したメンバーが刑務所に戻って録音しています。「Let's Make Love」と「I Can't Stand(To See You Cry)」の2曲はもちろん、他の曲も素晴らしい。1枚目よりも自分達らしさが出ている気がします。これまたスウィートの名盤。甘いのを聴くなら、コーラスものが、ソウルが、歌が(笑)好きなら、この2枚はマストだと思うのです。


因みに甘い盤ではP-Vineの編集盤プレミアカッツのシリーズのスウィートを引っ張り出して通勤で聴いております。当時は若干新しい音が馴染めなかった曲でも、今はいける。やはりレコードもCDもその時の環境で聴こえ方が変わるんだな〜、そして、一番変わるのが自分自身なんだな(^_^;)だから持っている盤をもっと大切に聴こうと思う今日この頃です。


<9月の予定>
9月 2日(金)新 栄  OTIS’ 蓄音機&7インチ
9月11日(日)名東区  Slow Blues  The Souleels
9月13日(火)名東区  Slow Blues ひろっぷく(蓄音機)
9月16日(金)鶴 舞  Jim’s Place  Five Minutes
9月18日(日)名東区  Slow Blues  Five Minutes
9月22日(木)今 池  TOKUZO 蓄音機
9月24日(土)大曽根  Blue Frog  LOVE LETTERS
9月29日(木)鶴 舞  Jim’s Place  LOVE LETTERS