第5回


昨夜はSlowBluesさんの火隣灯セッションへ行きました。
そして第5回目のひろっぷく(レコードでいっぷくby石橋ヒロキ)でした。
セッションは参加者が多く賑わっていました。
初めて聴いた女の子の歌が良かったです。
ソウルが好きなのが歌から滲み出ていたのと、声の出し方が好きなタイプでした。
また聴きたいです。
そして、マナブっちのグレッチがかなりいい音でした。カッコ良かったです。
あと、ひろっぷくはカウンターの一番前でレコードをかけるのですが、昨夜はずっとそこでセッションを見ていました。
一番前でニヤニヤして見ていると、演る側はやり難いかもしれませんが(笑)
プレイをじっくり見ることができるし、自分の為に演奏してくれているような錯覚に陥り、贅沢な気分が味わえます。
一番前での観察、お勧めです。


第5回のひろっぷくはこんな内容でした。
まだまだ5回目という事で、今回もスタンダードな選曲を意識しました。
まず、とにかくフレディ・キングのシングルをかけたかったので、3大キングを1曲づつかける事にしました。


1.Freddie King  「Have You Ever Loved A Woman」
1960年Federalの7インチを持っていきました。
デレクアンドドミノスやクラプトンがカバーしているので、そこから聴いた人も多いと思います。
女を愛した事があるかい?痛みに震えるほど、女を愛した事があるかい?
友達の奥さんを愛してしまった苦しい愛の歌。
歌詞の内容を噛みしめすぎると歌いづらくなる気がしますが・・・(笑)
僕が感じるフレディ・キングの魅力は、歌もギターも音が割れそうなギリギリなところで迫ってくる感じ。
歌やギターの力強さ、ギターなんて、ギターソロは長さではなくて濃度だという事を思い知らされます。
この曲は特にバックの演奏もカッコ良いし、とても好きな1枚です。


2.B.B.King 「Rock Me Baby」
1964年Kentの7インチを持っていきました。
前々回のひろっぷくでB.B.Kingばかりかけましたが、その時に持って行ったけどかけなかった1枚。
これまたクラプトンをはじめ、多くの人がカバーしていますし、セッションでもよくやられる曲です。
何故かロックぽくなりがちな曲ですが、原曲を聴くと新鮮だと思い、かけました。


2.Albert King 「Sky Is Crying」
1969年Staxからのアルバム「Years Gone By」から選びました。
Albert Kingといえば他にも有名曲が多数ありますが、あのアルバート節とも言えるチョーキング、ギタースタイルが沢山味わえる曲だと思い選びました。
聴いていたら、もっと聴きたくなりました。


以上、3曲をかけました。
3人に共通するのは、やはり歌の良さ。インストはともかく、歌ものはやはり歌が良くなければダメだと思います。
あと、聴いたらその人とわかる歌い回し、ギターのフレーズや音色。これが一番難しいですが、やはり、それを手に入れたいものです。
楽しんでもらえるか、いつもドキドキしますが、とりあえず、僕は楽しかったです(笑)
今回はモダンな感じになりましたので、次回はダウンホームな感じで選ぼうと思います。
次回も第2火曜日です。