メンテナンス


地元の楽器屋さんが閉店するという事で、お別れにギターを2本メンテに出しました。
僕が今メインで使っているギターは1961年のEpiphoneのSorrentoというモデルです。
5年くらい前に買いましたが、メンテには出したことはありません。
最近、ボリュームが調子悪くて、接点復活剤を着けて騙しだまし使っていました。
オマケにペグがグラついてきていて、チューニングが安定しませんでした。
まあ、見た目も古いし、いかにもポンコツな状態でした。
で、今回メンテに出したのですが、ボリュームはもちろん、ペグもバッチリ、ついでに
微妙ですが、音痴(オクターブチューニング)もキチンと直っていました(笑)
今回、中身を見てみて初めて解ったことがありました。
それは、リアのピックアップの配線に断線の修理跡があった事、リアのボリュームが
交換してあった事、フロントの配線、ポット類はオリジナルだった事。
想像するに、前オーナーは、といっても僕で何人目かわかりませんが(笑)、
リアを多用していたと思われます。
今まで、どんな音楽を奏でてきたのか、どんな使い方をされてきたのか、気になりますねえ。
あ、まるで恋人の昔の彼の事を妄想するみたいですね(笑)
両ピックアップ、フロントのボリュームはオリジナルなんですが、考えてみたら、49年間
使えるってスゴイ事ですね。まあ、これからももっと使いますが。。。
それから、今回はボリュームをAカーブからBカーブに変えてみました。
Aカーブはフルに近づくと音量の上がり具合が急、Bカーブはフルまで緩やかに上がる
のですが、これまで少し変化が急な感じがしたので、試しに変えてみました。
早くライブやセッションで使いたいなあ。
それからもう一本、調子の悪かったストラトを出しました。
81年のヴィンテージシリーズというやつで、20代の頃、よく使っていました。
数年前に使ったときに、演奏中に音量が下がる時がありました。その後、使う機会も
減ったので、そのままにしていました。
今回メンテに出して、ジャックに不具合がある事が解りました。ジャックを交換して、
全体的にチェックしてもらい、こちらもいい具合になって帰ってきました。
久しぶりにストラトを使いたいなあ。
それにしても、道具のメンテは大切だと実感しました。
ちゃんとメンテしないと、楽器の実力を出し切れない、生かしきれないですもんね。
今まで雑に扱ってゴメンネと言いたい気分です。
あとは腕ですね・・・これが一番問題(笑)